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2022年2月17日放送坂本サトル『ひとりミリオン』(坂本サトル『Yellow』)

坂本サトルさんのラジオ番組『坂本サトルのひとりミリオン』(FM青森 毎週木曜21:45~)のリスナーです。
サトルさんが、ご自身の楽曲について語る言葉を記録していきたいと思い、noteを始めました。
読んでいただいたメールと、サトルさんのコメントを記載します。

2022年2月17日 放送『坂本サトル ひとりミリオン』より

(以下まめきち42のメール)

サトルさま

こんばんは。
2月20日はソロデビュー23周年ですね。おめでとうございます。
サトル部では23周年を記念した生配信を行うとのこと、とても楽しみです。

ソロデビュー記念ということで、
ソロのファーストアルバム『終わらない歌』の1曲目、
「Yellow」をリクエストします。

サトルさんのソロデビューにあたり、大きな影響を与えた
グラフィックデザイナー・駿東宏さんの提案で出演した、
西麻生のクラブ「Yellow」でのイベントで歌うために作られた楽曲とのことですね。

以下、個人的な思い出ですが、
『Yellow』の由来を知らずに曲を聴いていたときは、
歌詞の内容とタイトルがうまく結びつかず、
どうして『Yellow』というタイトルなんだろうと、
自分なりにいろいろ考えていました。
たどり着いた結論は、
「この曲はきっと、Cold Playの「Yellow」のオマージュであり、
歌詞の中に「夜にまぎれて誘うから」とあるので、きっと星や月明かりをYellowとして表現したのだろう」というものでした。
そうしたらなんと、Cold playの「Yellow」リリースは2000年6月で、
『終わらない歌』の方が先に発売されており、とんだ検討違いでした。

それはさておき、タイトルの由来を何も知らなったころは、
この曲を、いわゆる「ラブソング」と思って聞いていたのですが、
サトルさんのソロライブ・デビューの大切な1曲と知ってから聞くと、
「僕は試したりしないよ、僕は騙したりしないよ」という歌詞が、
ソロワークになっても。ファンや、音楽活動に対して
真摯に誠実に音楽活動をやっていくというメッセージのようにも聞こえてきます。
まるでWミーニングのような、知る前と知った後で聞こえ方が違ってくる楽曲でした。

以下、お時間あれば教えてください。
・アルバム収録の「Yellow」は、冒頭にカウントが入っていますが、
一発どりなのでしょうか?
・音源にはギターのほかヴァイオリン(?みたいな弦の音)と
パーカッションが入っていて、ギター一本の弾き語りとはまた違った印象でした。
プロデュースはカーネーションの棚谷さんかと思うのですが、こういう曲にしたいというイメージはあったのでしょうか?

ラジオネーム 
まめきち42号

*************
以下、サトルさんのコメント引用)
そうですね。
『Yellow』っていうのは西麻布にあった、club yellowのことですね。いろいろ問題を起こして閉鎖に追いやられてしまいましたが(笑)。割と当時の、おしゃれ人間大集合みたいなクラブで。そこで、グラフィックデザイナーの駿東(宏)さんが、音楽のイベントを開催してね。ピチカートファイブの小西さんとか、チェッカーズのギターだった武内さんとか、ああいう方々が自分のユニットで出演するっていうイベント。そんな中で、駿東さんが「坂本さんも出て欲しい」って言って。
駿東さんからは、「なんでもいいから出て欲しい」って言われて、俺が「じゃぁギター一本でやります」って言っちゃったんだよね。
当時は、『天使達の歌』っていう歌もできる前のことで、20分やってくれって言われたんだけど、ギター一本で弾き語りのライブってそれまでやったことなかったんだよね。
「ギター一本で20分もやるなんて無理」と思ったんだけど、でもここでチャレンジしたら何か生まれるかもってことで、それように曲を書いたのが『Yellow』だったんですよね。
これは路上ライブのときにも、一発目でよくこの曲を歌って、路上ライブのときの代表曲みたいにもなっていましたね。
CDの音源にはバイオリン入ってますね。演奏はクジラさん(武川雅寛)ですね。ムーンライダースのメンバーの方。70年代、80年代のレジェンドみたいなヴァイオリニストですね。
たしかパーカッションとギターだけ生で一発で録ったんじゃなかったかな…。
『Yellow』は1998年にやってますので、Cold playはデビューが2000年なので、Cold playより早いですね(笑)

(引用おわり)


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