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2022年2月10日放送坂本サトル『ひとりミリオン』(坂本サトル『明日の色』)
坂本サトルさんのラジオ番組『坂本サトルのひとりミリオン』(FM青森 毎週木曜21:45~)のリスナーです。
サトルさんが、ご自身の楽曲について語る言葉を記録していきたいと思い、noteを始めました。
読んでいただいたメールと、サトルさんのコメントを記載します。
2022年2月10日 放送『坂本サトル ひとりミリオン』より
(以下まめきち42のメール)
こんばんは。
今年は雪が多くて、本当に大変そうですね。
今日明日は関東地方でも雪の予報が出ており、全国的に雪模様のようです。
さて、「雪が降ったら聴きたくなる曲」というのが、皆さんあるのではないでしょうか。
『君と歌ううた』も素敵ですが、
私は、特にドカ雪のなかで聞きたくなるのが、『明日の色』です。
札幌大通り公園で2000年の大みそかに行われた、カウントダウンライブのために書き下ろされたという『明日の色』。
雪が積もる都市の情景やテレビ塔というキーワードで、冬の札幌の街をスケッチした歌詞が印象的です。
冒頭、「吐き出した息は静かに夜の空に溶けて」という少しエコーがかかった歌い出しは、真冬のひんやりとした冷たい空気感までも表現されているようです。
私がこの歌のなかで、とりわけ好きなフレーズが、
「降り積もった雪の上を歩いた このままどこにだって行けるよ」という歌詞です。
幼少期、岩手の盆地で育った私は、田んぼの上に降り積もった雪の上を転がりながら遊んでいました。
真っ白な雪で覆われた田んぼの平原が見渡す限り続いていて、本当に、雪の上を歩いてどこまでも遠くに行けそうと思ったものです。
このワンフレーズを聞くたびに、そんな幼い頃の気持ちが蘇ってきます。
青森ご出身ということで、サトルさんもきっと雪とともに暮らしてきたのだろうと思っていたら、南部町は雪がそんなに積もらないと仰っていて、驚きました。
末端冷え性の私は、冬と雪がイヤでイヤで仕方がなかったのですが、
大嫌いだった雪の風景が、サトルさんの描く『明日の色』の情景のおかげで、美しく明るいイメージに変わりました。
(まめきち42号)
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(以下、サトルさんのコメント引用)
はい。ありがとうございます。
順番に言うと…まず、南部町ってね、雪がそんなに降らないとは言うものの、世の中的には降る方だと思うんですよ。今でも30㎝くらい積もってるかな?青森県の中では少ない方だよね。青森市は1mこえて積もったりするし、積雪が1m越えのところもいっぱいありますから。八戸は10㎝くらい?
とにかく青森の中では、少ないほうかな。でも、子供の頃は雪遊びとかそり遊びとかしてたしね。
それから、2000年の大みそかに行われた、札幌大通り公園でのカウントダウンライブ。そうなんですよ。この『明日の色』っていうのはね。
札幌では当時、大通り公園で毎年カウントダウンライブっていうのをやっていて。水曜どうでしょうで有名になった鈴井(貴之)さんが司会で、このときは2万人くらい集まったかな。12月31日に、屋外に2万人くらい集まるんだよ。
そこでカウントダウンをして、そこでライブをするために書いた曲で。
最初北海道限定でリリースしたんですよ。大泉(洋)くん、今は大河ドラマのほぼ主役ですけど、当時はあんなになるなんで想像もできなかった頃だけど、その大泉くんが北海道で有名なタレント、くらいなときに、俺と誕生日が一緒(4月3日)だからって、Same Birthdayっていうユニットくんでね。大泉くんとふたりで。俺の『愛の言葉』を大泉くんが歌うっていうのをやって。それをカップリングに入れて、北海道限定CDとしてリリースしたんですよ。
のちに全国発売もされましたけども。
だからあの時のカウントダウンライブってね、鈴井さんと大泉君、ヤスケンもいたし、ステージ上にね。今思えば豪華ですね。
『明日の色』は、プロモーションビデオも小樽で撮ったんだよね。だから北海道一色の曲ですね。
コーラスには、友人が30人くらい参加してくれているんですよ。ということで坂本サトルで『明日の色』。
(曲をきいて)
はい。札幌にツアーとかいくと、「この歌を歌ってほしい」って言われたりしますね。久々に聞いたけど、いい曲ですね。ふふ。
(引用おわり)