資産○○億円の仕事術 vol.29 プロジェクトマネジメント実務 ビジネスの継続・拡大に向けた顧客満足
"どんなキャリア選択においても"自分の強み"を意識すべき”
これは、私が職場で出会った資産○○億円を稼いだ、元外資コンサルパートナーに教えてもらったことです。
自分の仕事スキルを伸ばすには、「いかにすごい人と一緒に仕事をする」かが一番だと思います。
その時に、その人の考え方や、マインドセットを自分のものにしてしまうのです。私は、その人と出会えたことによって、自分の仕事に対するマインドセットを大きく変えることができました。仕事に"楽"はありませんが、常にワクワクしながら向き合っています。
「そもそも、どうして外資コンサルティングのパートナーまで残ろうと思ったのですか?」
『それは、社内に"目標となる人"がいたからだ。この人みたいになれるのであれば、自分はこの仕事を続けていきたいと思った。それに加えて、この仕事が自分に合っていると思った。そういった"納得感"は重要だ。』
『これは、就活生や社会人にもいえることだが、そもそも"やりたいこと"というのは簡単に見つかるものではない。"やりたいことが見つからない"根本理由は、自分の中にある。"軸"だ。"やりたいこと"は今自分がもっている価値観の中から見つけていく必要がある。それは、社会との関わりでやりがいを感じた瞬間ともいえる。これは、自分と向き合わない限り、明確にすることはできない。』
「なるほど、それでは、"やりたいことができずに転職したい"といった場合はどうすればいいのでしょうか?」
『まず、今おかれている環境で"本当にそれはできないのか?"は検討すべきだ。』
『よく転職したい理由は2パターンに分かれる。「①今いる状況が不安」なケース。「②やりたいことを追求して次のステップに進みたい」ケースだ。』
『いいか、今から厳しいことを言う。「①」のパターンは、「不安」というわからないことを放置している"怠惰"な状態だ。そんな中途半端な気持ちでは、自社、そして、転職先でも上手くいくとは言い難い。』
『そして、「②やりたいこと」は、"自分の強み"を中心に決めていくべきである。それは、相対的な自分の特徴である。そのやりたいことの背景に"文脈"があれば、人は希少価値を感じる。そこに、自分が、"納得性と一貫性"とともに、自信を持てるかが重要だ。』
『いずれにしろ、"中途半端"が一番いけない。目標達成に向かって、常に頑張るんだ。そのために、この"仕事術"は君の生涯にわたる"資産"になる。』
「なるほど、とてもいい話が聞けました。モチベーションが上がったところで、次の"仕事術"を教えてください!」
(全体でvol.30.を想定してます。こちらを読むにはマガジンをオススメします)
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『私の仕事術はこれで最後だ。何回も振り返って、自分のものにするように。』
「頑張ります!」
『今回は、ビジネスの継続・拡大に向けた顧客満足について教える。』
『コンサルティングのような"無形商材"を扱うビジネスは、相手の期待を上回ることができるか否かが全てといえる。「次もお願いしたい」の一言を得ることがビジネスの継続・拡大に向けた一番のポイントだ。』
『顧客の期待を正確に知ることは第一歩である。そのためには、自分たちが売ろうとしているもの、売ったものが何かを正しく認識していることが重要。それを外していると、何がどう相手のニーズにマッチするのかが伝えられない。定期的に相手の満足度を客観的かつ冷静に確認すること。』
『「期待に届いていない」という評価になると、負のスパイラルに陥ることになる。なぜかというと、「期待に届くまでに今頑張っている作業以上のことをしないといけない」「イーブンに戻っても、『そこまでやって当然』というところに留まる」「その過程で疲労が溜まり、頭が冴えなくなる」という状況に陥りがちだからだ。』
『そして、"不適当な期待"については、適宜修正するべし、真っ当な議論であれば、自分のチームの弱点、不足の補強を即座に行うこと、相手が覚えている不備・不安を早い段階で捉えて期待値を知ること」』
『相手の満足に安心してはいけない。安心は慢心につながる。気分が緩むと他のチームメンバーに伝わり、しなくていいミスや余計な一言が顧客の不満を買うことにつながる。』
『なので、相手の半歩前、一歩先を常に視野に入れること。相手の思い込みが間違った方向に向かっているときには、それを正すことも厭わないこと。一時的な揉め事よりも最後は正義が勝つ。』
『顧客が大事にしていることを正しく、様々な方法・ルートで確認すること。顧客と自分のこと、関係だけを考えていると足元をすくわれることに繋がりかねない。常に視点を高く視野を広くもつべし。それが一歩先を睨んだ提案に繋がる。』
『もし自分がリーダーなら、作業者としてではなく、率いる存在として、意識をもってチームを引っ張っていく必要がある。自分たちのチームの誰もが、そのプロジェクトがどう顧客に貢献するのかを語れるようにしておくこと。その上でその仕事に情熱を持ってあたれるチーム作りを心がけること。お客様のことを、メンバー全員が、自分の会社と同じように好きといえるように。』
『これを肌感覚で分かるようになれば、君も立派な仕事術を身につけたといえる。このスキルは、どこにいっても通用するものである。』
「非常に参考になりました。ありがとうございます。」