手が届くところを守り、一歩広げた世界を支えあう

緊急事態宣言が出て初めての週末。
平常時には仕事や私生活もどうにか回して、日々noteを書いたり、週末には少し余計なことも出来ていたのに、こうして周囲に何か変化が起きると途端に無意識に防衛本能が働いて行動できなくなることを感じた半月です。

この10日ほど、私は心の平穏のためコロナ関連のニュースはあえて追わないことにしました。
ワイドショーやテレビを見ないとか、自分からネットで調べないというぐらいのことなんですが…。
それでも今の私の環境ではSNSやネットニュースで追いきれないくらいの十分な情報は入ってくるのでシャットアウトしたわけではなく、医療関係者、福祉・行政関係の等、信頼できる友人や専門家に一度フィルターを通した情報に絞るだけでも、心を揺らすデマや情報はかなり減ってくれています。

緊急事態宣言が出て、この週末の繁華街はかなり人も減っていたはず…。
営業自粛の対象になったお店だけでなく、様々なお店も営業時間を短縮したりしているので、私の周りでもバイトやパートの人たちは勤務時間が減ってしまったり、花見や歓迎会、ゴールデンウイークなどの春のイベントのために出荷する商品を製造していた人たちは、商品があふれて対応に追われています。
どこかで流れを止めれば、どこかで堰が切れてあふれるのは当たり前の流れなのですね。
廃棄にさえお金がかかる時代ですから、どれだけの人やお金に影響が出るのかと思うと目に見えないこのコロナウィルスの怖さをさらに実感してしまいます。
この週末、私も一人ぐらしみたいなもので、大量に、多額のものを購入することは難しいので、ほんのわずかですが、救済と名前の付いた食品を買わせてもらいました。
お値段安くて本当に申し訳ないと思いながら…。
買い物いけないからあるものを大切に、国内の生産者の方たちをちょっと思える暮らしというのが大切なことを改めて感じました。

世界中がこの見えないものと戦う中でもっと広い視野でというのは、今はそれが出来る方たちにお願いするとして、庶民の私は手が届くところと、ちょっと先のことを忘れずに過ごしていこうと思いました。

新しい週が始まります。
強い雨が降っていて、ちょっと気の重くなるスタートですが…
今日も、よき一日となりますように。
#日記 #コロナ #緊急事態宣言