限界を知ること
とある会社でのこと。役員である上司に
「かえるくん、札幌にオフィスをつくってきてくれ」
といわれた。以上!である。これが本当の丸投げだと正直思ったw
Airチケットを買い、現地に飛んで物件をひたすら見学した。
物件を決めて稟議を通し、次はレイアウトだ。特殊な要望がある事業所だった為レイアウトが決まるまでも確定後の変更が相次ぐ。それから施工。
電話や電気、ビル管対応はすべて一人。3キャリアの電話を持ち一人で走り回った。電気工事の方々との打合せでびっくりしたのは10人対1人だったこと。ここで大企業ってすごいなぁと思いつつも、なんで10人も必要なんだ?なーんて思ってしまったかえるくん。
内装工事を立会い搬入も立ち会うと同時に電化製品も一人で調達。
ここで終わればよいのだけれどw
ここから採用が始まる。募集をかけて面接をして、20人の正社員を採用しなけらばならない。何日間一人で走り回っていたのだろう。
事務所開設の式の内容も全て自分で決め、さらにはケータリングの手配。煙感知器に蓋をしたような・・?していないような・・?今でも鮮明に覚えているw
この時の仕事で、人間には限界があると知った。自分には手も足も2つしかない。ちょっとここでこれ見てて!ができない。
一人の限界を知ったときだった。
でも。人って限界を若いうちに知ることってよい事なんだなと
今しみじみ思う。
一度限界を知ることで、自身の日々の動きからより無駄を省く考えに及ぶから。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?