好きなことを見つけるのが先?
「好きなことで生きていく」
みたいなかっこいい記事みて、今多分この状態であろう私が思う好きが先なのか?というお話です。
和菓子屋で10年の修行を経て現在お店を開いてもうすぐ6年になります。
昔は海外に憧れてたので本見て洋菓子や洋風な料理を作ってその世界観をたしなむくらいのことはしてました。世界観作るための小道具的な扱い。
↓とうとう憧れだけでは我慢出来ずに行っちゃった話
たしかに好きかと言われれば好きだけど、作る過程も世界観に入ってるので。
それまでやりたいことあってやっても長続きしないし、すぐ飽きるし特に夢中になったものとかなくて。
これ前提で好きを見つけようとすると見つかる気がしない。
とにかく少しできたり知れば飽きてしまう。やめてしまう。
和菓子屋で一人前になるには10年必要と言われて、そんなにかかるなら飽きないかも!?と思ったくらい。
好きだからやれたわけではない。好きになったのは後。
とにかくこれだ!!なんかピンときたー!と思って和菓子って食べたこともあんまりないし、よくわからないけどやってやるぜ!と決めただけ。
自分の中でこれだと決めただけなんです。
好きなことして生きていきたいと思って好きなことってなんだろう?と考えてたら私の場合はなんだろー?と考え続けて人生終わってそうな気がします。
この決めた時は好きとかなんだとか関係なくただやってやる!しか思ってなくて、やっていくうちに好きになっていったので今は「好きなことで生きている状態」になっています。
そういう人もいます。
もし、自分にとって好きなことわからない人はなんでもいいからやってみたほうがいいと思う。後から好きになれるかも?だしそこからどこかに繋がるかも?だし、結局3日坊主だったりもするけど。
とにかくやってみるだけ。
「好きなことをして生きている」状態だと失敗しても、うまくいかなくても後悔はないと言い切ることはできますし、もしお店が続けられるならずっとやっていきたいと思ってるのでもう飽きてやめるなんてことはしません。
もし、潰れても趣味でやるだけ。これが好きな状態なんだろうなと。
趣味が高じて仕事にではなく、その逆。
なので好きが先でなくてもいいのではないかな?と思うのです。