ヤフコメ民にマヂカルラブリーが叩かれ過ぎて精神病みそう
今年のM-1。準決勝前はGyaO!で、準決勝はライブビューイングで見ました。
準決勝を勝ち残った組を見ると、まあ妥当。(敗者復活戦でネタを変えている組がいて、このネタだったらあがれたのになぁという組はいました)
その中でマヂカルラブリーは、決勝の2回目のネタで通過。お客さんの笑いも小便が顔にかかるところで大爆笑を取っていました。
私もまさかマヂカルラブリーが優勝するなんて思っておらず、でも大好きな芸人さんだから、とても嬉しい!
順番の妙や、運も味方して優勝を取ることができました!
それにしても叩かれすぎじゃない?
去年のミルクボーイは見事でした。準決勝でも圧倒的な面白さで、他を寄せ付けない受け方をしてました。
確かに今年は笑いすぎて呼吸困難になるようなネタはなかったように思います。それでも十分面白いコンビが残って決勝に行ったと思います。
ヤフコメ民に散見される意見としては
・あれは漫才ではない
・高校生の文化祭レベル
・あれが優勝だと他の漫才やっていた組が可哀想
そんなむちゃくちゃ言わなくてもいいじゃない!
(;>_<;)
でもそれは一つの真実でもあります。
まずマヂカルラブリーのネタは大衆的ではありません。
ミルクボーイのネタは「わかりやすさ」という点に関しても間違いなく大衆的です。そして漫才は大衆にウケるものなのでミルクボーイは完璧なチャンピオンです。
それに対してマヂカルラブリー。
なんですか、魔方陣作ってデモンを呼ぶって
そりゃ、全く大衆向けじゃない。面白くないと言われてしまえば、それまでです。
でもマヂカルラブリーと同時代を生きてきた私にとっては最高に面白いんです
彼らは自分が面白いと思うものを吸収してネタにしてきました。
それは確かに王道ではありません。
ゲーム、エロゲ、アニメ、漫画etc……
でもそれが面白いって感じる人達もいる。
それを漫才のネタとして組み込んで、大衆向けにブラッシュアップした形としては私は最高峰の漫才だと思います。
きっとアニメやエロゲの話芸の掛け合いで、十分私たちを笑わすことができるはずです。
でもそれは大衆的ではないし、笑わす人が少なくなってしまう。
だからこそああいうネタでM-1の決勝に来れているのだと思います。
面白くない人はいいんです!
でもちょっと非人道的なコメントが多過ぎて病みそうです。そこまで彼らの作品を叩きますか?
世に出した作品をあそこまであらゆる人が叩くのは、小説の世界も漫画の世界もどこにもないと思います。
でもきっと凄い人って最初は叩かれるもんです!