小説「彼女は狼の腹を撫でる~第21話・少女と巨人と魔法の薬~」
【宗教都市タイタラス】は大陸南東部に築かれた5大都市のひとつ。遥か遠くからでも見える、天を突くような巨大な斧と盾が象徴となっている。その斧と盾の真下に広がる小高い山は、かつて天界から地上へと落とされた巨人が横たわり、やがて力尽きて骸骨になった躯が、そのまま地形となったものだと語り継がれている。
この地に住むタイタラス人たちは巨人の骨の上に町を築き、太古の昔、この大陸を支配していたと信じている巨人を崇拝しながら暮らしている。
ちなみに斧と盾と骨格以外には、全長十数キロに及ぶ巨人の存在を示すものは何ひとつ残っていないし、信仰をなによりも重んじるタイタラス人たちは、今や土と植物に覆われた巨人の骨の科学的な解析を頑なに断り続けている。
そのため巨人が居たとも居ないとも断言できないのが現状だ。
地面と斜めに突き立てられた巨大な斧の柄尻の真下、そそり立つ崖まで5キロの程の位置にタイタラスの入り口がある。
タイタラスの町並みは一言で表すと巨大だ。
巨人の骨格と語り継がれる数百メートルの崖の上、いわゆる上層と一部の平野に築かれた居住区は、明らかに巨大な遠近感が狂いそうな建築物が並び、道幅は随分と広く、崖に刻み込まれた階段も1段1段が私の背丈よりもずっと高い。
崖の下、下層と呼ばれる範囲には普通の、いわゆる私たちが普段暮らしているような街が拡がっていて、そこに魔道士育成機関である魔術院や移住者たちの居住区域が建てられており、さらに魔術院の敷地内には旅人用の宿泊施設や騎士団の駐屯所が構えられている。
下層で暮らしているのは私たちとなんら変わらない、どこにでもいるような風体の住人たちだが、違いがあるとすれば熱心な巨人崇拝者であることくらいか。
彼らの信仰心を目に見える形で示すかのように、それぞれの街区の中央には高さ100メートルを超す巨大な剣や槍が突き立てられている。
私は馬鹿みたいに巨大な斧を眺めながら、次に比べてみれば大変小さく、しかしなんの意識もなく見たら驚いてしまう巨大な剣を見上げる。
果たしてここに母が訪れたのだろうか? それともただの空振りに終わるのか?
私の名前はウルフリード・ブランシェット。16歳、狩狼官。10年ほど前に失踪した母と実家から持ち出された狩狼道具を探しながら旅をしている。
ちなみに巨人の存在は信じも疑いもしてないけど、あっという間に食べ物が地上から無くなりそうだなって思う。
「うわ、でっかい……」
下層の町中、普通の大きさの居住区と巨大な建造物が並ぶ地域の境目にそびえ立つ異様な巨大建造物が【アウルゲルミル魔術院】だ。
高さ40メートルほどの巨大な箱を縦横に10個ずつ並べて重ねたような、なんとも形容しがたい独特な建造物で、それぞれの箱には10メートルほどの大扉と2メートルに満たない小窓が設置されている。
箱はひとつずつ講堂や図書館、研究室、医務室と用途に応じてわけられていて、現在使われていないふたつみっつの箱が旅人用の宿として開放されているわけだ。
宿は巨大な箱の中にさらに複数の縦横3メートルほどの箱を並べていて、余った空間に共用の調理場や浴槽を用意するという、これもまた不思議な構造をしている。
ちなみに宿泊費は無料。私たちは道中でタイタラスに出向中のノアと弟子のカナンという別大陸の魔道士の師弟と偶然出会い、アウルゲルミル魔術院で教鞭を執っている彼女たちの好意に甘えさせてもらっている。
宿代くらい払おうと最初は言ったのだけど、どうせ余っている部屋だからということで丁重に断られた。まったくもって寛容でありがたい話だ。
「ウル! 私はしばらく図書館に入り浸るから、ごはんの時間になったら呼んで!」
私の隣で、相棒の天才美少女魔道士ファウスト・グレムナードが幾つもの本を抱えて宣言する。『精霊の契約書』『隠者の極み』『タイタラスの鍵~巨人の魔術論~』『隠秘魔術学第八書』……どれも普段私たちの暮らしている自由都市ノルシュトロムでは手に入らないような魔導書たちで、魔道士じゃない私には価値と貴重度合いはわからないけど、ファウストにしてみれば喉から手が出るお宝ばかり。
そんなものが宿泊客用の部屋に、ご自由にお読みくださいと云わんばかりに置いてあったわけだ。いくら魔術院の空き教室を利用しているとはいえ、魔道士育成に対して相当な力を入れていると思われる。
ファウストはそんな力尽くの手厚い歓迎を受けて、知識欲と好奇心が否が応にも高められて、あっという間に読書気分になってしまったのだ。
彼女の本業は学生なわけだから、行動としては何ひとつ間違いではないのだけれど……。
「ちゃんと夜には部屋に戻りなよ」
相棒がいなかったらいないで、それはそれでひとつまみ程の寂しさが心の中に落ちてくるのだ。
パタパタと子犬のように図書館へと走っていくファウストを見送り、私は私でタイタラスの情報を集めるために片っ端から箱の中を覗いていくことにした。
箱の中は驚くことばかりだ。
大量の書物、無数の武器、血反吐を吐くような訓練をこなす生徒たち……しかしそれ以上に私を驚かせたのは、箱を幾つも縦横に連ねた講堂の中で、巨大な椅子と机に座り講義を受ける巨人たちだ。
さすがに語り継がれる巨人の骨と比べたら遥かに常識的な小ささだが、それでも身長は私たちの5倍以上、10メートル近い巨体で、胸板から指の節々まで全てが太い。
「初めて見るタイタラス人は大きいだろ。ボクも最初びっくりした」
唖然とした表情でタイタラス人たちを見上げる私の背後から、威厳も知性も気力も感じられない変な生き物が描かれた、長袖のダボッとしたシャツに着替えたノアが、一応教師らしく説明してくれる。
彼女はジウスドゥラ大陸という別の大陸からやってきた魔道士で、弟子のカナンがいうには魔道士としては一流以上、生活力は赤ん坊未満。早起きは出来た例がなく、料理をさせても出来上がるのは炭の塊、部屋の片付けもろくに出来ない。計画的なお金の使い方も出来ないし、待ち合わせの時間も守れたことがないから講義も遅刻しっぱなし。弟子はそんな師匠に日々胃を痛めていることだろう。
ファウストも素行以外は優秀な成績を収めていたので、才能のある魔道士はみんな生活力に難があるものなのかもしれない。
「あんな大きい巨人、どうやって作ったんだろう?」
「お、自然に生まれたとは考えないんだ。いい着眼点だと思うぞ、人生を楽しむコツは常識の枠を疑うことだからな」
常識の枠ね。私も実家を出てから半年近く経つけど、これまで首を落さない限り死なない獣人とか、人狼とか、喋るペンギンと喋るセイウチとか、目の前の実年齢は老婆の域を通り過ぎている10代半ばの少女であるとか、非常識な生き物は幾つか見てきた。
もう今更なにが出てきても驚かない自信はあったものの、さすがにこの大きさの巨人には素直な驚きを隠せない。
「でもひとつ訂正しておくと、あいつらは巨人じゃない」
ノアが人差し指を立てて、私の言葉を訂正してくる。
巨人の骨格の影響なのか、未解明の病気なのか、それともなにか別の方法があるのか、タイタラス人はみな体が大きく、大きい者で身長10メートルにまで達する。子どもでも身長は3メートルほどだ。
彼らタイタラス人は、私たちからすれば十分巨人だけど、この大地に横たわる巨人の骨格とはあまりに大きさがかけ離れているため、明確に巨人とは別の生き物だと自ら線引きしている。
彼らからすれば巨人は神のようなものだ。仮に神っぽい人間がいたとしても、自らを神とは称さないだろう、よほどの狂人でもない限りは。
「お、講義の時間が終わるみたいだな。扉から離れて、壁に寄ったほうがいいぞ」
「壁に?」
私はノアと横並びで、壁に背中をくっつける。
10メートルの大扉が開き、次々にタイタラス人の魔道士たちが講堂から出てくる。もちろん身長2メートルに満たない人間の魔道士もいるわけで、すぐにノアの提案の理由が判明する。
タイタラス人の豊満な体つきの女魔道士が、足元にいた160センチほどの小柄な老人を巻き込んでしまったのだ。これだけ大きければ歩くだけでも脅威だ、その足に蹴られてしまったら悪気は無くても大怪我してしまう。
老人は牛にでも跳ね飛ばされたように、その身を2転3転させて、ぐにゃりと地面に横たわる。
「おい、ペリシア! 魔術院を歩くときは足元に気をつけろって言っただろ! リリパット、お前もむやみにタイタラス人の近くを歩くんじゃない!」
ノアが両手をパタパタと振り回して両者に注意する。ノアの背丈は同年代の少女と比べても小柄な私よりも、さらに小さい。体に合ってない大きな服を纏った姿は、どことなくペンギンっぽさを感じさせる。
ペリシアと呼ばれたタイタラス人の若い女魔道士はごめんなさいと言いながらも、そのまま魔術院の外へと足早に去っていくし、リリパットと呼ばれた老人もノアに見向きもせず立ち上がって、ふらふらとどこかへ歩いていく。
「まったく困ったものだな、魔術院の中はおはしが重要なのに。知ってるか? 押さない、走らない、あとなんだっけ? し、し……そうだな、知らん!」
多分喋らないか何かだと思うけど、あえて必要もないので黙っておく。
「おや、ノア教師、こんなところにいたのですか……あなたが来ないから代わりに講義を済ませておきましたよ」
「うむ、サウロ教師。ご苦労様だ」
タイタラス人の魔術教師が深々と溜息を吐いて、なにやら言い返したい気持ちをぐっと飲み込み、一礼して立ち去っていく。
魔道士の世界は徹底した実力主義の世界だ。相手が若かろうが小さかろうがどのような出自であろうが、実力で勝るものが偉く、知識と理論が乏しい方が学ぶ側となる。
なるのだが、教える側がこんな感じだと嫌味のひとつも言いたくなる、それもわからなくもない。
講堂の壁には教師の名前が記された札が幾つも並び、名前の横に黄色い輪っかのようなものが掛けられている。講義を行う教師を示しているのだろうか、今は先程のサウロ教師のところに輪がある。
『サウロ・フィリスティア/専門:精霊魔術』
『ファヴニル・ファーゾルト/専門:錬金術』
『ギンヌンガ・ガープ/専門:悪魔召喚術』
『シテチャ・ラブロック/専門:白魔術』
『ウォルフ・ハーネス/専門:獣医魔術』
『ハンス・オルリック/専門:応用魔術理論』
『ハル・カーディフ/専門:隠秘魔術学』
『ヨセフ・フラウィー/専門:基礎格闘術』
『メープル・クリーク/専門:基礎武器術』
『カナン(出張講師)/専門:魔術戦技』
『ノア(出張講師)/専門:全部』
魔道士ではない私には格闘術と武器術以外はさっぱり想像もつかないけど、教師たちの中にどうにも気になる名前がある。
ウォルフ・ハーネス、直訳すると【狼を繋ぐ胴輪】、私の名前のウルフリードには【狼を繋ぐ紐】という意味がある。
まるで同じ言葉のような響きのある名前だ。
単なる偶然なのか、母を探す私には必然なのかわからないけど、会ってみる価値はあると直感が告げてくる。
「ねえ、ノア。このウォルフ・ハーネスって人なんだけど」
「ウォルフ教師ならここには滅多に来ないぞ」
ノアが人差し指をぴんと立てて、そのまま肘から先を地面と垂直に上へと向ける。
「いつも上層の自宅で研究ばっかりしてる。いわゆる引きこもりの研究馬鹿というやつだな」
その直後に教えてもらったことだけど、タイタラスの上層と下層には明確な区別が存在する。
タイタラス人以外の上層への立ち入りは許可が必要となり、ほとんどの普通の大きさの人間は足を踏み入れたことがない。
理由は実に単純で、巨人の骨は彼らにとって信仰であること、元々この地にはタイタラス人だけが住んでいたこと、上層の町はタイタラス人に合わせて作っているため色々と危険が多いこと。
危険は先程の事故を見ての通りだ。あれが2メートル近い段差のある場所で起きたら、うっかり死にかねない。
視界の端で戻ってきた先程の老人――リリパット・シュリンカーという名前らしい――リリパットが、同じく先程のサウロ教師の歩行に巻き込まれて、馬車に撥ねられたような派手な転倒をしている。
やはり危険だ、平地じゃなかったら多分死んでる。
「方法がないわけでもないけどな」
二度目にもなると注意しても仕方ないと判断したのか、かろうじて立ち上がるリリパットは無視することにしたようだ。
「警備の穴を突くとか?」
「それも間違いじゃないけどな」
私の提案に思わず笑いながら、ノアは胸元から斧と盾が重なった紋章の描かれた金の首飾りを取り出してみせる。確かカナンは銀色の同形の物を持っていた。
「これはタイタラスへの貢献度次第で貰えるものだ」
てっきり魔道士の証か何かだと思っていたけど、通行証のようなものなのだろうか。
「タイタラス上層への階段には全て扉が建てられてる。それを開く鍵がこいつなんだ」
ちなみに金銀銅と3種類あって、金はこれまでにない知識や技術をもたらした者に、銀は議会の代表者や魔術教師などの目に見える形での功労者に、銅はタイタラス人が生誕の際に与えられる。ちなみにタイタラス人用のものは10倍以上大きいらしい。
ボクは魔道士の概念を引っ繰り返したんだ、とノアが自慢げに鼻を鳴らして語った。
「つまり手に入れるには――」
「戦って奪えってことね」
即座にそう判断して身構える。ノアの育ったジウスドゥラ大陸は魔道士の力が強いために機械文明は遅れていると、出会った時に本人が語っていた。
さすがに木を擦って火をつけるほど原始的ではないだろうけど、多角的な動きをする機械は見たこともないんじゃないか。
私は手持ちの狩狼道具の中で最も複雑な動きをする道具、監獄長デラメアを取り出し、掌に乗る程度の箱に力を注ぎ込み、身の丈ほどもある4枚板を展開させる。
原理はわからないけれど、ブランシェット家の狩狼道具は小さく収納でき、必要に応じて展開する。使うまでは相手にどんな武器か悟らせないという強みがある、その上で複雑で多角的な動作を行える監獄長デラメアだ。
おそらく相手は予想すらしていない機械に面食らうだろう。
数々の狼と罪人を閉じ込めた監獄長の手錠を改造した、標的を拘束する有線式の捕獲機械と両肩の4枚の装甲。
装甲1枚につき操れる捕獲機の数は私の今の力量では3個。
12個の捕獲機を稼働させた瞬間、私の視界から標的の姿が消えて、次に気が付いた時には体の複数個所に鈍痛が走り、無意識のうちに地面に両手と膝をつく。
「そういう考えは嫌いじゃないけど、ボク相手には百年早いな」
私の背中の上から、いつの間にかノアが寝転んで全体重を預け、笑いながら喋りかけてくる。
なにをされたかわからないけど、おそらく私の動体視力で捉えきれない速度で背後に回りながら打撃を撃ち込み、倒れる私にそのまま体重を預けた、そんなところだろうか。
そんなことが出来るのか? 目にも止まらない速さなんて例えがあるけど、実際そんな速さで動けるものなのか?
頭の中で思考がぐるぐると空回る。
けれど確かなことがひとつある、相手の獲物が刃物だったら命は無かったということだ。
油断していたわけじゃないけど、相手の手札がわからないのに軽率に仕掛けたのは大問題だ。
「まあ気に病むことはないぞ。ボクは自分が1番すごい魔道士だとは思わないけど、今のところボクより出来る奴は会ったことないからな」
頭を打たれたわけでもないのに、ざわざわと雑然とした音がする。
いつの間にか周囲に野次馬たちが集まっていて、先程の一部始終を見ていたようだ。しかしその場にいる誰もが何が起こったのかわからず、各々で勝手に推察したり荒唐無稽な仮説を打ち立てたりしている。
なるほど、勉強熱心な生徒たちだ。
「はいはい、解散解散! ボクたちは見世物じゃないぞ!」
ノアに促されて、野次馬たちはぞろぞろと足を動かした。タイタラス人の女生徒の足元で、またリリパットが巻き込まれて風に舞う雑巾のように吹き飛んでいく。
それにしてもよく巻き込まれる男だ。あれだけ立て続けに大転倒を繰り返して、よくこれまで無事でいれたものだ。
しばらく観察していると、リリパットが懐から青色の薬瓶を取り出して、喉の奥へと流し込む。
すると見る見るうちに傷が回復していく、それこそ魔法みたいに。
「骨が飛び出るほど折れていた足もすっかり元通り。どんな傷も即時回復、不慮の事故が起こりやすいタイタラスを歩くには必要不可欠、10メートル近い巨体に蹴られたらどうしよう? 大丈夫! そんなあなたにシュリンカー印のポーション!
これ1瓶で致命傷からも余裕で回復! 手足が折れた時、内臓が潰れた時、骨が粉々に砕けた時、そんな時にもシュリンカー印のポーション!
今なら1瓶1万ハンパート! やすーい!
今なら3瓶セットで2万9800ハンパート! すごーい!」
私たちの背後でリリパットが、行商のサクラのような口調でわざとらしく語っている。
「リリパット! 魔術院内での小遣い稼ぎはやめろって前も言っただろ!」
リリパット・シュリンカー。68歳、魔術聴講生。
魔道士としての素質はさておき、錬金術師としては中々の腕前。自らの体を張って自作のポーションの凄さを伝える『当り屋行商』で生計を立てている。
本日のポーションの売り上げは30本だそうだ。
ちなみに売れ残ったポーションだが、罰として残り全部を没収され、私に青色と黄色の3本ずつがお裾分けされたのであった。
今回の回収物
・ポーション(青)
即座に怪我を癒し体力を補給する魔法の秘薬。青色。
威力:― 射程:― 速度:D 防御:― 弾数:3 追加:ダメージ回復
・ポーション(黄)
即座に体内の毒物を排除する魔法の秘薬。黄色。
威力:― 射程:― 速度:D 防御:― 弾数:3 追加:状態異常回復
(続く)
(U'ᄌ')U'ᄌ')U'ᄌ')
狩狼官の少女のお話、第21話です。
前回に続き、またしても意地汚い商売の話になりましたが、自分でもなんでなんだかさっぱり。
でもポーションって安価で売ってるのにHPを回復させて、なんかもう価格破壊がすごいなあとか思うし、HPの半分くらいが減るダメージって複雑骨折くらいだよねとか思います。
前回に引き続き、ノアとカナンちゃん(今回はお休み)がゲストに出ています。
彼女たちの活躍は、前に書いた会議ばっかりする小説「竜と葡萄酒と世界の終わり」(こっち→■)でご確認ください。なかなかに荒唐無稽な話ですが。
まあ、それを言っちゃうと世の中のファンタジーは全部荒唐無稽にカテゴライズされちゃうですが。
あと構想的にだいたい折り返し地点なのでタイトル画を変えました。
こんな内容の話なのに……。
ではまた次回で。