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十年前の自作小説の話
十年ほど前に、何がきっかけで書こうと思ったのか、自作小説を書き始めた。
絵も描くことが好きなので、キャラも自分で描いた。
世界観やキャラ作りは「こばと。」や「ルーンファクリーシリーズ」辺りだと思う。
寝る前に思い付くことが多かったので、寝る間を惜しんで毎日少しずつ書き進んでいた。
授業で描いた絵はともかく、趣味で描(書)いた絵や小説は、何だか見せるのが恥ずかしくて、誰にも見せないことをいいことに自分の欲求を満たす為のものになっていた。
素人が書いたものなのに、悪い言い方をされるのが嫌だったのかもしれない。今もそんな感想を貰うのは嫌な気持ちになるから。
特に大まかな、こんな物語にするとは決めていなくて、その時思い付いた設定、話を書いていたもんだから、結構ちぐはぐしていた。当時はそこまでそうとも思っていなくて、満足していた。今でも気に入っていた方だった。性癖を入れに入れていたからかもしれないが(笑)
勉強が出来なかった方だから、授業そっちのけで、頭の中では、次の話は何を書こうか、とか、ある日は机に新しいキャラを描いていた。ノートに描き残しておこう(元々ノートに描いておけば良かったが、机に描いてみたかったのだ)とそのままにして、机から離れている間に同級生が見つけたらしい、「可愛い」と確か友達からそんなことを後から聞いた時は、嬉しく感じ、少し他の人に見せてみようと思う気持ちにはなっていた。
その物語を終わらせたのは、三年後だったかと思う。
でも、ある日。思いきって捨ててしまった。
何度も読み返すぐらい気に入っていた物語だったはずなのに。
もしも、どこかの出版社に応募してみようと思った時。良い反応をもらわないと思ったからそんな行動を起こしてしまったのかと思う。
とにかく掃除している時に捨ててしまったのだ。
ノートに書きためていた物語を。十冊ぐらいになっていたものを。
本当。なんでそんなことをしてしまったのだろうと、たまにTwitterで呟くぐらい後悔、大後悔してしまっている。
そして、今年。
気軽に出かけることが出来なくなり、家にいることが多くなった。
そんな時だった。恐らくフォロワーさんのリツで見かけたものだと思う。
エブリスタという小説投稿サイトを見つけた。
その少し前から二次創作の小説を書くことがあり、前よりも人に見せることが出来てきて、少し自信がつき、それに推し※が小説家としてなった年齢と同じになったから、不特定多数の人に見せてみようと思った。
短編を書くのが得意な方なので、とはいえ、今は二作品しか書けてないが、投稿してみてたが、思いきりの性格もあるせいか、ある日勢いで、十年前に書いた小説をリメイクして投稿してみようと思いたった。
しかし、それはやはり、恥ずかしくて誰にも見せられていない状態だった。
読んでは欲しいけれど、面白くないとか言われたらどうしよう。
と思いながらも、この記事を書いた時には、やはり、読んで欲しい気持ちに傾いてきたので、こそこそとしつつも、リンク先を貼っておく。
https://estar.jp/novels/25666677
"災いの髪"と呼ばれ、その呪いのせいか、寝不足と脆弱な体に悩まされている半死神が、その歌を聞くと心地よい眠りになるという噂の天界に住む天使のような女性に惹かれるという恋愛ファンタジー(一応)
まだまだ序盤だけどね!
長編になる物語。自分としては気に入っている物語だから、今の目標は完結させたい。
※ちなみにここで言っている推しは、蒼月海里著 「幻想古書店で珈琲を」の自分に自信が無い、あくまで紳士様に守られている雛鳥と称されている、可愛い(私談)主人公・名取司のこと。是非とも読んでー!!(ステマ)