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百田夏菜子コンサート "Talk with Me" ディレイビューでシンデレラタイムが完結した

10月に開催された百田夏菜子さんのソロコンサート「Talk with Me〜シンデレラタイム〜」のディレクターズカット版をディレイビューするイベントが12月19日に行われました。

※ライブ当日の雑感などは↓こちらにまとめました。

ライブBD/DVDは来夏発売予定との既報ですが、いち早くディレクターズカット版をお見せしようという図らいです。現場では座席位置によって見え方が全く違っていたというので、演出家が自ら画面に切り取ってどう見せてくれるのか、見えなかったものがどのくらい見えるのか、興味津々です。

当日昼過ぎに、このソロコンを収録したライブCDが届きました。
開催から2ヶ月でCDを仕上げるスピード感が凄いです。
ディレイビューイングに間に合わせてくれてありがとうございました。おかげで会場への行き帰りに堪能できました。

なおCDは映画館でも販売されていました。
LVグッズの扱いですね。

我が家からはアクセス良好の都内郊外の映画館へ。
ここは2016年のももクリ(平面の幕張メッセで開催されたサンサンサマータイムの回)のLVでお世話になりました。あれからもう5年ですか。
今回は一番小さいスクリーンながら1席飛ばしの制限は撤廃され、まずまずの入りです。

定刻17:20少し前に場内の映像に切り替わり、暗転。
この画面転換も良いものです。
結果から先に言いますと、本番でライブビューイングが行われた2日目の模様をほぼそのままお送りする形でした。ですからセットリストは重複しますのでここでは割愛します。

私の観たスクリーンに限ってなのかもしれませんが、映像は正直あまり鮮明ではなく、全体的にざらっとした印象。映像ソフトのBDとDVDの画質の差という感じでしょうか。
但し音響は抜群によくて、流石に映画館の音響は伊達じゃないなと感心しました。もちろんそれを十二分に活かすだけの音声ソースがしっかり作り込まれていたのでしょう。
当然、客席は夏菜子ちゃんの赤いペンライトで埋まっているのですが、何故かカットによって赤いはずの客席の灯りがオレンジ色に見える場面が多々ありました。全部ではなく、ちゃんと赤く見えるカット、またピンクがかって見えるカットも。
オレンジ色っぽく見える時は全体的にセピアっぽい色味の画面だったので、そう言う色温度に調整をしていたのかもしれません。何らかの演出意図をもって色味を変えていたのかもしれませんが、その意図は結局最後まで分かりませんでした。
夏菜子ちゃんの赤は最初から最後まで揺るがないものと思っていますので、敢えてそれを違う色味に見せることの意図は何か強いものがあるのかも知れませんが。今後の演出サイドのリリースを待ちたいです(そのままするっと修正するかもですが)。

以下、tweetを纏めつつの、ランダムに思ったことの羅列です。

Anna先生が超絶かっこよかった。ダンサーの2人がまるで夏菜子ちゃんの分身。まさに百田夏菜子会議。

キミノアトの「いれてくどぅえてた傘の」って発音がなんかツボにハマる。ももクロとは違う発声。

両サイドのスクリーンの使い方がやっとわかった。遠めのカメラで寄せて撮ってスクリーンの中で歌ってるようにみせるやつ。あれは本当に画面で映える。

本広監督は夏菜子ちゃんの指フェチなのではないか疑惑。やたらとクローズアップして、そのたびに夏菜子ちゃんのかわいい指が大写しになってかわいい。

右トラックからサックスが綺麗に聴こえてきてなんかゾクゾクした。とにかく音が良い。

多分太陽とえくぼで、えくぼを指さす百田夏菜子さんがめちゃくちゃかわいい。

愛・おぼえていますかのレーザー光線とスクリーンの演出はやっぱり完全に映画「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」でリンミンメイが歌うシーンそのものだった。
「アイドルが戦争を止める作品」って百田夏菜子さんの生き様そのものですよね。

夢の浮世で咲いてみなでめっちゃガニ股な百田夏菜子さんの凛々しさ。かっこいい。

戸田恵子さんの強がりの歌詞って夏菜子ちゃんにびっくりするほど合ってて、戸田さんもそれでお薦めしてくれたのかなと、ふと思った。

夏菜子ちゃんの弾くピアノのアレンジがとにかく凄いんではないかと。音を減らしてるのにちっとも薄く感じさせないのは、へいへいの面目躍如。

ひかり」の詞について。
ライブ当日からものすごくよくて、冷静に見れると思ってた今回ですらまた泣いてしまう。22時発の終電や、1時間30分先の夢のような世界とか、生々しいくらいリアルな浜松と東京の距離感。そんなリアルを何年も積み重ねてきたから今があるのでしょう。
浜松は前職の頃ちょいちょい出張で行き来してたから、あの絶妙な距離感とか、ひかり号が1時間に1本しか止まらない不便さとかも経験してるので、そのひかりで通った日々を曲にしてくれてほんとに嬉しいです。取り敢えず音源化はまだですか。

最後の挨拶で。
ももクロを誇りに思っている。ももクロの4人ならみんなを笑顔にする自信がある。と言い切る百田夏菜子さん。
自分の仕事に「自信があります」と言い切るのはとても難しいのに、それを皆んなの前で断言してくれて本当に嬉しくて、誇らしいです。
貴方がももクロのリーダーで本当によかった。
本当にありがとう。

ディレイビュー終演後サプライズが。
事前に「何かやるよ」と川上さんが予告してたので、どこかの会場にサプライズ登場するか、あるいはどこかのスタジオとかから生配信するか、と思っていました。
しかしそんな予想の斜め上。
東海道新幹線浜松駅のYAMAHAブースから生中継でした。場所はこちら
(ここは企業PRのブースで自由に弾けるストリートピアノではないそうです。そういえば新幹線のコンコースに浜松の企業のブースがありましたね)

旅行鞄を提げた夏菜子ちゃんが登場、ピアノの前に立つと譜面を出して弾きはじめます。「さむっ」と思わず口走ってしまうのが本当にリアルです。
演奏するのは、本編では弾き語りしていなかった「それぞれのミライ」。
えっ、10月以降かなり多忙だったはずなのに、一体いつ練習したんです?
びっくりです。正真正銘、文字通りのサプライズです。
渾身の生演奏に驚きながら聴き入っていました。
演奏が終わると、また立ち去っていく夏菜子ちゃん。最後に固定カメラを2度ほど覗き込んでおどけて見せるサービスカットつきでした。

そういえばエンディングVTRの中で新幹線に乗ってるカットがありました。この演出まで含めて、やっとシンデレラタイムが完結したような気がしました。
もしや、この演出をやりたかったからディレイビューイングを敢行したのでしょうか。本広監督ならあり得るかも知れない。

全部終わって会場を後にすると、本公演のライブBD/DVDが来年7月12日、夏菜子ちゃんの誕生日にリリースされることが正式発表されていました。
まだ半年以上先だけど、ライブCDで十分補完できるように仕向けてるのはほんとに有難いし上手いですね。

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