“お守り代わり”に抗がん剤を受けてみた話

卵巣の、境界悪性腫瘍の治療についての、備忘録。

卵巣腫瘍が見つかり、「悪性」または「境界悪性」だろうと言われる。
手術で摘出して病理検査に出したけれど、「がんか、がんじゃないか、分からない」と言われる。
「がんだった場合の再発予防」として抗がん剤治療を勧められる。
さんざん悩んだ末に、治療を受けることにする。

「 "がんか、がんじゃないか、分からない" って、はじめて聞いたな、おもしろいな、テキストに残しておきなよ」との友人の助言の通り、起こったこと、考えたことを、Noteにまとめておくことにした。
これが結構楽しい作業だった。ありがとう。

私のプロフィール
34歳、週末婚、人口30万人都市在住

記事一覧

1.病院に行くのに半年かかった話
2.検査を乗り越えたら病院が安全な場所だと気づいた話
3.CTよりは怖くなかった手術と、その後の体調の話
4.看護師さんが凄すぎる話と、入院生活が苦手すぎる話
5.退院後は、あまり動かない方がいいって話と、引きこもりニートスキルを持っていた話
6.”病理検査結果”という心配事に対処したつもりになっていた話
7.「感情」ではなく、「損得勘定」に全振りした話
8.抗がん剤を受けてみた話は現在記録中。



自分の状態と治療について、ChatGPT先生に相談してみた。

いただいた病状説明をそのままChat GPTに入力して、知りたいことを聞いたのだが、これが大変、頼りになった。

きっと、セカンドオピニオンに行く方が正しいのだけれど、私には「先生はそう外れた提案をしているわけではない」と分かっただけで、充分だった。

私の現状を聞いたChatGPT先生の内容を一部抜粋しておく。詳しく知りたい方向け。

漿液性境界悪性腫瘍ⅡB期 という病理検査の結果が出ました。これはどういうものですか。

主に卵巣に発生する腫瘍の一種です。卵巣腫瘍には良性、悪性、そしてその中間に位置する境界悪性腫瘍の三種類がありますが、境界悪性腫瘍はその名の通り、完全な悪性腫瘍ではなく、ゆっくりと進行し、通常は転移や侵襲が少ないことが特徴です。
ⅡBというのは、腫瘍が単に卵巣内にとどまらず、骨盤内の他の臓器に浸潤していることを示しています。このため、手術や治療計画がより慎重に検討されることが一般的です。

ChatGPT

この結果は、「低悪性度のがん」と見分けがつきにくいらしい。そうなんですか。

卵巣の境界悪性腫瘍は、低悪性度のがん(たとえば、低悪性度漿液性卵巣がん)と見分けがつきにくいことがあります。これは、境界悪性腫瘍と低悪性度がんが細胞の形態や挙動が似ているためです。両者とも進行が遅い腫瘍であるため、診断の際に混同されることがあるのです。

ChatGPT

「境界悪性」の診断なのに、予防的に抗がん剤治療を勧められたのですがどう思いますか。

浸潤性の疑いがある腹膜インプラントが見つかった場合、化学療法を勧められることは理解できる選択肢です。腹膜インプラントは、腫瘍が腹腔内に広がった状態を指し、特に浸潤性の場合、腫瘍が他の組織や臓器に侵入していく性質を持っているため、再発や進行のリスクが高くなります。
化学療法が勧められる理由 再発リスクの低減:手術で腫瘍を取り除いたとしても、残存する微小な病変が再発する可能性があります。化学療法はこれらの病変を抑えるために使われ、再発リスクを低減することが期待されます。

ChatGPT

どれくらいの方が、この診断で、予防的抗がん剤治療をしているのですか?

日本で年間500〜800人程度の漿液性境界悪性腫瘍の患者がいると推定される中で、予防的に抗がん剤治療を行うのはそのうちの20〜30%未満、つまり100〜250人程度ではないかと考えられます。大半の患者は、手術後に定期的な経過観察が中心となり、抗がん剤治療は再発リスクが高いと判断された場合に限られます。

ChatGPT

私は治療をするべきですかねえ??あなたならどうしますか??

治療を受けるべきかどうかを決断するのは、とても難しいことで、最終的にはあなた自身の価値観や状況によります。しかし、私があなたの立場で判断するなら、リスクを最小限に抑え、今後の安心感を得るために、治療を受ける選択をするかもしれません。

ChatGPT

アドバイスありがとう!考えてみます!!

サポートしますので、いつでも質問や相談があれば言ってくださいね。

ChatGPT


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