パートナーシップが大きく動きだす天秤座満月と春分図
このご時世、有難いことにめちゃくちゃ忙しく、星を詠み文章に起こす余力ゼロでしたが、星の動きだけは抜かりなく意識しておりました。
そんなわけで、春分はとっくに過ぎましたが、2021年の春分図からみていきます。
2021年春分図
2021/03/20,pm18:38,Tokyo(Placidus)
3月20日pm18:38、太陽が春分点を通過し、春分を迎えました。
春分点は黄道座標と赤道座標の起点でもありますが、黄道十二宮が整備された頃に春分点が位置していた牡羊座は黄道十二宮の起点ともなり、それゆえ春分は物事のはじまりを意味するのです。
地球の歳差運動により、春分点は牡羊座から魚座へ移動した現在でも占星術的に牡羊座はすべてのはじまりであり、ここからまた新しい物語がスタートします。
なので、春分はとってもとっても重要な1日なのです。
そんな春分の春分図(太陽が春分点を通過する瞬間)を見てみると、6ハウスで春分を迎えました。
6ハウスは自己調整をきかせてきます。
ご縁やパートナーシップを課題とする7ハウスにバトンを渡すための繋ぎの年になるのではないでしょうか。
自分の外側との関係性を築いていくために必要な自己調整が今年のテーマとなりそうです。
天秤座満月
2021/03/29am03:48,Tokyo(Placidus)
3月29日am03:48、天秤座にて太陽と月が向かい合い、満月となります。
春分を迎えてから最初におこる満月は、パートナーシップを表す天秤座での満月。
今回の満月、かなりすごいです。
水瓶座の土星・双子座の火星・天秤座の月が綺麗な大三角形を描き、風の領域で起こるグランドトラインとなります。
幸運の大三角とも呼ばれるグランドトラインが風の領域でおこるので、コミュニケーションに関することで思いがけない幸運が訪れそうです。
さらには、春分から太陽と重なりつつある金星が、満月の頃にほぼぴったり重なるコンジャンクションをとり、太陽と月のコンビがグランドトラインを動かすカイトの形をとってきますので、かなり大きな動きが起こることが予想されます。
半年前に起きた天秤座新月は、昨年地球に最も最接近した新月で引き寄せ力が高い新月だったため、半年前の新月にスタートしたことが完成しだす今回の満月の成就力はかなり強そうです。
満月のおさらい
・新月からスタートしたことが達成する頃
・次の新月に向けての手放し
満月の日にやると良いこと
・振り返り
・感謝と手放し
・デトックス
太陽のサビアンシンボル
満月を迎える瞬間の太陽のサビアンシンボルは、
牡羊座9度「水晶を凝視する人」
直観力が働いてくるため、金星とコンジャンクションしてる今、自分で自分を楽しませることで開花していきそうです。
月のサビアンシンボル
満月を迎える瞬間の月のサビアンシンボルは、
天秤座9度「アートギャラリーに掛けられた3人の巨匠」
客観力が働いてくるため、冷静に物事をジャッジしていけそうです。
全体的にバランスの取れた方向へと落着きそうですね。
半年前を振り返り、なりたい自分を再度強くイメージングし手放すことで、成就力が強化しますので、今回の満月をぜひ有効活用してみてください。