135 自慢は仕事を休まないこと
30年前の話。東京採用で派遣された報道機関の支社支局の若手記者は「休まないこと」が自慢だった。
まだ、十分に書けない新人たち。
特ダネを出すとか、連載企画を書くことではなく、「休まず職場に顔を出すこと」が唯一の自慢でもあり、職責だった。
「俺さー、●○日も休んでいなくてさ」
そばで聞いてて、少し痛かった。
それが10年ほど続く。
でも、辞めなかった世代。
今はもう皆、50代前半になり、管理職に。
平成生まれの若者たちにどう何を伝えているのか。
大手企業の組織人では、
モウレツ社員はもうダメ。
再開した時、聞いてみよう。