Google+通知機能に障害、終わりの始まりに寄せて
過疎SNS、Google+(グーグルプラス)終了までのカウントダウンがスタートしたのは2018年冬のこと。しかし、多くのINGRESSプレイヤーにとっては大切なコミュニケーションの場であり、その思い入れは強かった。
代替SNSも見つからない中でしがみつくようにして残っていた多くのユーザー達。しかし終わりを待つ平穏な日々は長く続かなかった。ある日突然に新規投稿、コメント、いいねなどの通知が届かなくなるというSNSとしては致命的とも言える障害に見舞われたのだった@Google+/2019
突如としてGoogle+からの通知が途絶する
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仲間達の投稿をモチベーションにしてきたエージェントたちは戸惑う
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情報伝達は遅れ、自らの声もまた届かないことに対する不安はやがて焦燥へと変わる
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エージェントたちは志を同じくする仲間に会うために足を運び、そして言葉を交わし合うことにこそ意義を見出す
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盛り上がる決起会、UniteFF
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ふれあいの中でくすぶっていた想いが再燃
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身体は闘争を求める
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アーマードコアの新作が出る
それでもGoogle+は4月2日を以って終了する
Google+の終焉
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エージェントは安住の地を求めTwitterへ
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政治や宗教、国際問題、プロ野球、推しメンなど思想信条に関するツイート、リツイートで仲間の知られざる一面を知ってしまう
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仲間なのに自分との間にある見えない壁を意識せざるを得なくなる
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そのフラストレーションの蓄積は人間関係の断絶と衝突を呼び起こす
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かりそめの仲間意識より信じられるのは己が力のみとエージェントは再び個であることを自覚する
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身体は闘争を求める
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アーマードコアの新作が出る
憎しみの矛先はINGRESS PRIMEへ
位置情報ゲームINGRESS PRIMEの問題解決は見込みがいまだ立たない
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AppStoreの評価は低迷、一般には「★2のクソゲー」扱いとなる
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「ならば組織票で評価をあげよう」という声が上がる
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「アニメ放送前に起こした投票荒らし行為をまた繰り返すのか」とそれに異を唱える者も
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二者の主張はぶつかり合い、イデオロギー対立が起きる
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身体は闘争を求める
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アーマードコアの新作が出る
あの楽しかった日々よ
アーマードコアの新作が出る
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(いつもの通り)期待値を下回る現実に人々は絶望し、ムービーだけをYouTubeで見てゲームは積む
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エージェントはINGRESS PRIMEローンチ時の絶望を思い出す
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「PRIMEの話はやめろ」
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歴史修正主義が横行、PRIME以前の記憶が美化されて喧伝される
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あの楽しかった日々をもう一度と過去にすがる者たち
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身体は闘争を求める
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アーマードコアの新作が出る
そして、めぐりあう
Nianticメンバーの「G+にかわる何かは検討中」というリークに人々は色めき立ち、光明を見出す
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呼応するかのように過去幾度もNianticの予告に裏切られて猜疑的になっている者たちも声を上げる
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信じるな
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なんだとメガトロン!
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信じるなといったのだこの愚か者めが!
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もう許さんぞ、サイバトロン戦士アタック!
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さあ、戦いだ‼︎
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アーマードコアの新作が出る
さようなら、たのしかったよGoogle+