アイドルタイムプリパラ振り返り記録 #16
こんにちは、Uteです。今回はアイドルタイムプリパラ第16話「あの地獄にさよならを」の再視聴記録を書いていきます。アイパラ始まって以来初のしっとりとした感動回!プリパラに一人反対し続けていたミミ子はどうなるのか?鳥肌立ちまくりの必見回です。ぜひアニメを見ながら or 見終わった後にお読みくださいませ✨
アイドルタイムプリパラ 第16話
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あらすじ
ババリアがプリパラに肯定的になっても、一人プリパラに対し取り締まりを続けていたミミ子。孤立を深めていくミミ子を心配したババリアは、ゆいとらぁらにミミ子を助けてあげてほしいとお願いする。そして二人はプリパラの良さを伝えるべくミミ子に猛烈なアプローチを始める。
以下、簡単な注意事項です!
・先のネタバレあるかもです。
・箇条書きまとめになります。
・キャラは敬称略です。
ここは外せない!マックス最高ポイント
・ノリが良いめが姉ぇ。
ゆいとらぁらがちょっとふざけた感じで話しかけると、同じ話し方で返事をしてくれるシーンにほっこりしました。アイドルのことを一番に考えてくれるシステムの一部、という存在のめが姉ぇですが、システムに留まらない優しさをきっと持ってますよね。
・なまりがどんどん強くなってきたミミ子。
元々なまりはありましたが、感情的になるとさらになまりが激しくなり皆が聞き取れない場面もありました。ミミ子のなまりは富山弁らしく、声を担当されている上田麗奈さんの出身地でもあるそうです。好物の赤巻きも富山県の名物だそう。
・親子同然のババリアとミミ子。
幼少期からずっと一緒にいて仲が良い様子が、写真からも伝わってきます。回想シーンでは両親からかなり愛されていた描写がありましたが、寮には一人でやってきていることからもしかしたらミミ子の両親はもう......ということも考えられます。なおさら、ババリアとミミ子がお互いなくてはならない関係なのだとわかりますね。
・ミミ子の非常に高い能力。
超絶絶対音感(原文ママ)やリズム感も抜群という、もはや耳が良いことは関係ないほど高い能力を持つミミ子はトンでもないですね。アイドル適正を超えて、超人レベルの能力です。
・ゆいとらぁらへ曲の指摘をするミミ子。
ゆいよらぁらが「あなたがプリパラに来るのを、あたし待ってる。」や「プリパラ☆ダンシング!!!(ミミ子アレンジバージョン)」を歌いながらミミ子をプリパラへ勧誘する際に、音程のずれやタイミングのずれをミミ子が指摘しているシーンがありました。この指摘ができるということは、本人の自覚はなくともやはりこれらのアイドルソングを知っているんですね......これすらもユメへの伏線なのかもしれません。
・ライブを無理やり見せる荒治療。
プリパラの良さを知ってもらうことや、ミミ子に視野を広げるきっかけを作ることは良いと思うのですが、やり方があまりにも”力!”という感じで笑いました。しかしおそらくこのくらいやらなければ見てもらえなかったからこういう方法に出たわけですし、ここでは最適解だったかもしれませんね。
・アイドルというユメを持っていた過去。
歌がきっかけでかつてのユメを思い出したミミ子。ユメを否定されてユメを持つことすら辛くなってしまい、いつの間にか忘れてしまっていたという事実は、かなりリアリティがあり辛いことだと思いました。だからこそ、ミミ子がそれを思い出して感動に涙するシーンでは、見ている自分も思わず感動泣きしてしまいました。
蛇足ですが、ミミ子が真似していたアイドルは個性山盛りな演歌(?)アイドル・チーム光合成です。無印プリパラでちょいちょい登場します。
・地獄チューニングで聞こえなくなっていた音。
名前は面白いですが、起きていたことは結構深刻です。自分に都合の良いことや聞きたいことばかり聞いてしまい、身の周りの声や幸せに気づけなかったということは、誰にでもありうることなのではないかと思います。視野が狭まるとその領域内では幸せですが、自分にとって大事なものも見落としてしまう可能性があるんですよね。身に沁みます。
・タイトルコールを最後にする演出とその意味。
「あの地獄にさよならを」というタイトルをあえて冒頭に出さない異例の演出には、鳥肌がぶわっと立ちましたね。
ここでの「あの地獄」がさすものの解釈は視聴者それぞれえ考えてよいと思います。個人的には最後にミミ子が旅立ったことから、「地獄」=「今までの地獄ミミ子」かと考えました。しかし、場所という観点から考えると、地獄という単語は一見劣悪な場所をさしているように見えて、ミミ子にとっては好きな場所を指すため「地獄にさよなら」=「愛する寮から旅立つ」とも解釈でき、考察しがいがありますね~。
ユメっちゃ素敵!なポイント
・自分にはアイドルは無理、と言いつつもライブに楽しさを感じるみちる。
・あろま「人生…いや悪魔生」。
・あろまから「み〜んなアイドル」という言葉を聞けるのは珍しいかも?
・謎にかっこいいポーズで登場するババリア(笑)。羽生結弦選手の召喚ポーズを連想した(元ネタあるのかな?)。
・ババリアバンボ〜ン(放送チャイム)(すき)
・ババリアママ、略してババママという呼び名を希望するババリア。
・同意見であったことだけでなく、ミミ子が珍しく熱をもっていた希望を叶えてあげたかったババリア。
・校長室で依頼するシーンのBGMがさわやかで感動的(ここ初出し?)。
・「ババリアっ♡」(かしこまのイントネーションで)
・ミミ子の登場演出であった鈴とその音が、ミミ子の胸中に変化があるシーンで象徴的に使われるように。
・にのとみかんが体力担当なの、好き(すき)。
・ゆいが夢レアコーデをゲットしてから初のサイリウムチェンジ!
・やっぱりじわじわくるコピペめが姉ぇ。
ソーカツ
アイドルタイムプリパラ第16話は、初のミミ子メイン回かつ過去に触れる感動回でした。個人的にミミ子がかなり好きなので(全キャラに言ってる気がしますが皆本当に大好きなんです)、視聴しながら鳥肌と涙が止まりませんでした。
メタ的に考えるとミミ子もいずれプリパラのことを好きになるんだろうなとは予想できますが、実はミミ子はかつてアイドルというユメを持っていたという、やはり予想を超えた展開でした。しかもそのユメを忘れていた理由がまた辛く、胸の奥が苦しくなりました。忘れていたというよりは、考えることで辛くなるから心の奥に封じ込めた、という感じなのがまた悲しいですね。こういう出来事って、人間誰しも一度くらい経験しているような気がしますし、(イメージですが)クリエイティブなユメを持つ人ほど言われたことがありそうな気がします。これは気にするなの一言に尽きるんですが、子供がこの心ない言葉で負う傷は計り知れないんですよね......。悪気がない人から言われることも多いので、結構複雑な問題だと思います。こういった難しい人間関係に触れていくあたり、プリパラらしいですね。
視聴した感想として一番に思うのはやはり、早くミミ子が幸せにプリパラアイドルとして活動しているところを見れないと発狂しそう、ということです。幸せになってほしいキャラクター総選挙第一位(独断)。ちなみにこれは関係ないですが、ミミ子の回想シーンで出てきたシルエットには注目です......!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
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