アイドルタイムプリパラ振り返り記録 #35
こんにちは、Uteです。今回はアイドルタイムプリパラ第35話「未知とのミーチル」の再視聴記録を書いていきます。当初からの大きな謎の一つであったみちるの夢についてが解明される、アイパラ屈指の感動回です。ぜひアニメを見ながら or 見終わった後にお読みくださいませ✨
アイドルタイムプリパラ 第35話
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あらすじ
みちるの夢が見つかるように奮闘するゆい達であったが、自分のせいで皆に迷惑をかけたくないからとみちるはチームの辞退を申し出る。しかしゆいやあろまとのやり取りの中で、みちるは自分の夢を少しずつ思い出していく。
以下、簡単な注意事項です!
・先のネタバレあるかもです。
・箇条書きまとめになります。
・キャラは敬称略です。
ここは外せない!マックス最高ポイント
・OPからスタートという変則構成
16話(ミミ子の旅立ち回)の時もこの構成でした。この構成の時のお話は、何か大きく物語が動くんですよね……。
・みちるのことが心配なあろま(とみかん)。
ストレートには振る舞いませんが、なんやかんやでみちるのことが心配なあろま(みかんもそうかもしれませんが、どちらかと言うとあろまについて来ている?ようにも見えます)。子分にしたから面倒はみるというリーダー資質がここでも現れていますね。それはそうと、盗み聞きしているシーンのみかんの四角い口がカワイイです。
・実は全てを知っていたミーチル。
プー大陸はでっちあげだと自ら暴露するあろまに対して、その事実も夢のありかも全て知っていると言い放つミーチル。ここまでの交換日記などのやり取りからミーチルの何かを知っている様子は垣間見えていましたが、まさかの全部知っていたパターンでした。しかし、これに対してあろまの感想が「生意気である……」なのがキャラクターが表れていて面白いですね。
・交錯する各人の想い。
この回はお互いの考えはバラバラで、それが良い味を出していました。夢に拘り続けることをやめ、今のみちるも好きだと気付くらぁら。悩める人を放っておけないから夢を見つけたいにの。自分のためにチーム結成が叶わないなんて迷惑をかけたくないから、自分を放っておいてほしいみちる。必ずしも夢に拘らず、相手を想うが故に皆それぞれに行動していたのがとても温かいと感じます。
・歌姫の象徴として登場する若井友希さんの楽曲。
かつてみちるが抱いていた夢・誰よりも強くて気高いお姫様のような、ミーチルのようなアイドルになる夢。それを想起させたきっかけが、まさに歌姫と呼ぶにふさわしい歌唱力を持つ若井友希さんの楽曲「My Bright…」を聞いたことでした。こんなエモーショナルな組み込み方ありますか?!(いや、ない)プリパラとしてでなくi☆Risとして本来の歌い方で歌う友希さんを見たことがない人はぜひ見ていただきたいです。本当に歌がめちゃくちゃに上手いので。これはそんな彼女の持ち味がたっぷり溢れたソロ曲。ちなみに試聴時のご本人様のツイートはこちらです。
・誰よりも強い心で夢を守ったみちる。
かつてパックに夢を食べられそうになった時、自分に夢はないと暗示をかけて心の中からも隠したことで夢を、すなわちミーチルを守ったみちる。自分の大事な物を守るために、それすらも捨てる博打をうてる覚悟を持ったみちるの精神力は、弱いどころか強靭すぎるほどでした。そしてそれを、ミーチルだけがずっと知っていた…という…(ここからは文字が滲んで読めない)。
・あろまの嘘とアイデアによって偶然にも再現出来た夢の姿。
あろまが偶然ついた嘘とアイデアがかつての夢のイメージと合致したことで、ミーチルという夢の象徴がプリパラ内で再現できました。つまり、みちるのみがプリパラに入った瞬間から夢を叶えていました。だからこの騒動が終わっても、ミーチルはなんら変わらず巫女として振る舞い続けます。それが最初から抱いていた夢の姿だったからです。
・プー大陸の浮上、の本当の意味。
「海に沈んだプー大陸の浮上」とはすなわち「心の奥底に隠してしまって夢をみちるが思い出すこと」ということでした。全てを思い出したみちるがミーチルへ生きていてくれたこと(夢を消えさせなかったこと)を感謝し、ミーチルからみちるへ守ってくれたことを感謝するシーンは本当に素敵で…アイパラで1番泣いたシーンかもしれません……。
・変身シーンに意味が生まれた瞬間。
OPで既に登場していたみちる→ミーチルの変身シーン。作画の美しさだけでも素敵だなと思うのですが、今回の物語を経て全く別の意味を持って再登場したことが最高でした。ただのプリパラチェンジだけでなく、みちるが夢を叶える変身となったんですね。ここでこの演出を持ってくる構成がニクいほど素敵です!
・パパラ宿初のチーム結成式。
これだけプリパラに女の子がいても、チームを組む子がいなかったのは、グランプリでも単独で戦うアイドルしかいなかったことから、チームを組むという概念がなかったのかもしれません。それはそうと、直前がミーチルのライブだったことでステージがメルティリリィ仕様になっており、荘厳な雰囲気のチーム結成式とマッチしていて素晴らしいタイミングだと思いました。
ユメっちゃ素敵!なポイント
・誰よりも早く催眠術にかかるゆい。
・2段ベッドの上から覗き込むらぁら、今更だがかなり危ないのと腕力がすごい。
・サラッと窓から出入りするにのを誰か突っ込んでおくれ。
・自分から「チームを組みたい」と意志を声に出せたみちる。
・契約の破棄を申し出れたことを、「呪ってやる」あろま。
ソーカツ
アイドルタイムプリパラ35話は、みちるの夢が見つかり、謎に包まれていたミーチルへプリパラチェンジした理由が明かされた回でした。個人的なアレコレですが、初見時アイパラのどの回よりも感動して泣いた記憶があります。記事を書いてる時も必死に涙を堪えてました(笑)。
みちるの夢の謎の真意だけでも感動ものだったのですが、今回はそれと同じくらいにミーチルがみちるをどれほど想っているかがよく見えたことが感動的でした。ミーチルはこれまでプー大陸の巫女というキャラクターをブレさせることは絶対にありませんでした。それは他でもないみちるの夢を叶えるための行動であり、夢という実在しない存在でありながら間違いなくみちるへの確かな愛を持っていたんですよね。それが十分に描写された後のミーチルの「守ってくれてありがとう」はもう涙腺爆発大洪水でした。
そして「夢の中でも夜更かししましょ 今宵あなたも幽体離脱」の意味が大きく変わったのも印象的でした。言葉の通りに取ると不思議なワードですが、これはミーチルがみちるをこっちに来てと呼んでいるとも取れます。幽体離脱=みちるとミーチルが分裂、と取るとなるほどなと思いました。みちるのためにライブし、みちるのためにプー大陸の浮上を一緒に願うファンを集めるミーチル…あまりにも特大の感情すぎます…!
曲のココ好き!解説
文字数が既にオーバーしていますが、絶対に書きたいので突発コーナーもやらせてくださいませ。今回は「ゴースト♭コースター」について!本意を知らなくてもオシャレでカッコいい曲ですが、今回のお話前後でかなり歌詞の意味の捉え方が変わった曲なので、そこを主にお話したいと思います。この曲の素敵なポイントは「ミーチルからみちるへの健気で強い愛」です。
この曲は言い換えれば、ミーチルからみちるへのラブレターとも言えるのではないかと思います。恋愛的な意味ではありませんが、それくらいに大きな愛が歌詞に含まれています。歌の中でミーチルはずっと、夢を思い出す困難を乗り越えて私に気付いてほしい、教えたいほどにと言い続けます。幽体離脱のセリフもそうですが、みちるから離れてしまったミーチル自身をゴーストに例えているようです。それでもなお待ち続けることを決意し、ひとりぼっちにはさせないと歌うミーチルの愛はどれほど大きなものでしょうか。そしてその先で「アイシテほしいって言えないの」と言うなんて、なんとも健気です。この回を見終わった皆様にはぜひ今一度、歌詞を見ながらゴースト♭コースターのフルを聞いていただきたいです……ぜひ!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
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