アイドルタイムプリパラ振り返り記録 #45
こんにちは、Uteです。今回はアイドルタイムプリパラ第45話「決戦!ゆいvsしゅうか」の再視聴記録を書いていきます。ついにパパラ宿の二代ライバルに決着が!ぜひアニメを見ながら or 見終わった後にお読みくださいませ✨
アイドルタイムプリパラ 第45話
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あらすじ
ガァララが眠りにつき、もう待てないと自らひるのコーデのゲットに乗り出したしゅうか。古代メガネの導きにより、ライブ対決でゆいとしゅうかのどちらがひるのコーデに相応しいかを決めることになる。
以下、簡単な注意事項です!
・先のネタバレあるかもです。
・箇条書きまとめになります。
・キャラは敬称略です。
ここは外せない!マックス最高ポイント
・悲しみ怒れるパック。
ガァララが眠りについてしまい、泣きながら周りに当たり散らすパック。ガァララが大好きなパックからすれば、ガァララの代わりに起きているファララは邪魔者であり、自分とガァララの時間を奪うしゅうかは嫌いなのでしょう。ただパックの怒りや悲しみは、ガァララへの悲しみだけでなく、あくまで自分に対してのベクトルなのがとても気になります。"自分1人がガァララといたい"という気持ちがとても強いので……。
・プリパラのシステムが生んだ不幸。
眠ってしまったガァララを見て、数奇な運命に巻き込まれていることを涙ながらに悲しむファララ。システムさえなければ、ファララはきっと1番始めにガァララとトモダチになりたいと思っていたことでしょう。誰のせいでもない不幸なシステムの仕組みが、またプリパラで生きる存在を苦しめる悲しい問題が起きてしまっています。
・有言実行の女の子、しゅうか。
どれだけ対策しようとも問題が解決できないまま再び眠ってしまったガァララを見て、ゆいが壁を超えていないことをしゅうかが問題だと指摘します。ちゃんと一旦はゆいを信じて待ち、出来得る限りの対策をした後自分も問題解決に取り組むしゅうかの姿勢は素晴らしいですね。
・ガァララの痛みに共感するガァルル。
誰もいない夜のプリパラの寂しさを身に沁みて理解しているガァルルの言葉は、痛烈に悲しみを感じさせます。また、事実であろうともガァララの生きるための手段である"夢を奪うこと"は「ズル」と表現されていることにもまた胸が痛くなります……。なんて悲しい事実なんでしょう。
・決戦のステージへ向かう表現。
ゆいとしゅうかがコーデチェンジする際には、壮大なBGMが流れ始めます。プリパラでは物語を左右する重要なライブの前のコーデチェンジには、壮大なBGMでそのステージの重要さが表現されています。ステージへ上る女の子達の気持ちが表れているようで、始まる前から感動させられますね。
・ガァララを助ける夢の表明。
しゅうかはライブ、そしてメイキングドラマでガァララへの想いを強く表現します。これまですぐに夢を現実にしてきたしゅうかにとって、こんなにも実現が遠い夢はどれほど心苦しいのでしょう。でも遠くて大きいからこそ、偉大な夢。ガァララへのそんなストレートな気持ちを表現したライブには、ついウルっとしてしまいます。
・ゆいの夢から始まった、沢山の人の夢。
ゆいが声をかけたことがきっかけで奪われた夢が戻ったみさきが応援に駆けつけてくれるシーン。にのやミーチルだけでなく、ゆいはこれまで自分の夢を実現していく過程で多くの人を救ってきました。そして救われた人達が、今度は悩めるゆいを救ってくれるなんて、なんと素敵なことでしょう。
・ゆいの夢。
溢れんばかりに持っていたゆいの夢は、実は1つの大きな夢へと全て繋がっていることに、皆のおかげでゆいは気付きます。眠ってしまったガァララも、運命に悲しむファララも、ゆいと対立するしゅうかも、いる人全てが幸せなプリパラ。それがゆいの途方もなく大きな夢でした。これを表現したメイキングドラマを見たしゅうかは、眠るガァララだけでなくそれに悲しむ自分すらも救うというゆいに救われ、お目目がユメ目にキラッと光ります。皆の夢がゆいの夢に繋がり、ゆいの夢は皆の夢に繋がっていったんですね。
・不器用なお兄ちゃん。
ライブ前にはゆいに警告の電話をしたり、ライブ中は手を握りしめてモニターを見つめていたショウゴ。どうにかしてやりたいと思いつつも、おいそれと手を貸したくはないというジレンマに挟まれた兄の姿は、とても愛おしく思います。そして無事勝利を収めたゆいを、今度は自分から迎えにエスコートします。外面を取り繕っていない不器用な兄は、妹の成長を褒めて最後のステージへと導きます。夢川兄妹、なんて素敵なんでしょう!
ユメっちゃ素敵!なポイント
・マスコットの塔に挑戦するプニコンとポワン(これでピツジ以外は挑戦済み)。
・オープンカーでプリパラを走るしゅうか。
・冷静に現状のゆいとしゅうかの実力を分析するミーチル。
・夢の話をすると寄って来るユメオタクことゆい。
・マイク職人のジャクソンは未だ健在(夢の中で)。
・石油王からのプロポーズは、宿題を代行してくれたらOKなゆい。
・「しゅうかのポニーテールの反り最高!」(プリパラ恒例、細かいフェチを叫ぶガヤ芸)
・1番!1番!コールがしゅうかに。
・ゆいの夢を讃え、励ますしゅうか。精神的な成長が見て取れるシーン。
・「イエティ……かけティ!」(古代メガネを掛けていたと言いたい様子)
・ジュエルの鍵をフリマで売ってしまったポワン。しゅうかの全財産でハシビロコウから買い戻す。
・あさひるよるのコーデに着替えると、スーパーアイドルタイムの扉が開いて古代プリパラへ。
ソーカツ
アイドルタイムプリパラ45話は、ついにゆいとしゅうかの戦いに決着がつき、古代プリパラへの一歩を踏み出した回でした。どのキャラクターの葛藤も感情移入できるほどに苦しく愛おしくて、なんて素敵な物語なんだと感じるお話でした。
今回は、ゆいとしゅうかという対照的な存在の決着がとても納得のいく形になって良かったなあと率直に考えました。どちらのポリシーも決して間違いなどではなく、実力の優劣がつけられないほど両者は頑張っていました。ただ1点差があったとすれば、夢の対象の範囲です。プリパラで勝つのは必ず、自分だけじゃない全員の幸せを願える人なんです。その点でゆいは紛れもなく勝者であり、プリパラという物語の主人公でした。ですが対決としての勝ち負けは決まったものの、ゆいは相手であるしゅうかの幸せも願って戦ったので、いわば両者ともに救われる結末であったと言えます。ここがとても良い決着だなあと感じたところです。
曲のココ好き!解説
今回は「チクタク・Magicaる・アイドルタイム!」について語っていきます。1話から何度も見てきたこの曲は、ゆいの成長につれて涙腺にダメージを与えるようになってきました(個人的見解)。そんなこの曲の素敵なポイントは「ゆいのユメの表現」と「物語性のあるCメロ」です。
まず、「ゆいのユメの表現」について。歌詞をよく読んでいくと、この曲は"ゆいがプリパラでアイドルとして活動するユメ"を表現していると分かります。プリパラでアイドルとして夢溢れるライブをする希望が歌われており、ゆいらしさとプリパラらしさが沢山詰まっているところがとても素敵です。
次に、「物語性のあるCメロ」について。作曲者の方によると、この前後のパートはあえて不穏な雰囲気をイメージして作られたそうです。時に関連するナユタ(とても大きい数)やセツナ(とても短い一瞬)等を用いて、不安になったら自分を信じてと歌い、「何時」と「汝」をかけて美しい言葉で勇気付けます。オシャレでカワイイ曲として、完璧すぎますね!
また余談ですが、ユメを大切にするゆいは「形のないモノこそいつだってほしいよ!」と歌い、現実主義のしゅうかは「何よりも実感がほしいよ マテリアル!」と対照的に歌っています。プリパラ楽曲の歌詞は読めば読むほど面白いですね……!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
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