原因不明の手のふるえ(本態性振戦)を治療した話。切らない治療法、集束超音波治療(FUS)を受けて
本態性振戦を知らない人も多いと思いますが、世界で 4,100 万人の患者さんが罹患する最も一般的な運動障害です。
同じように困っている方の参考になればと思い、簡単にまとめてみました。
本態性振戦とはふるえは医学的には振戦と呼ばれ、身体の一部が自分の意志とは関係なく規則的に動いてしまう状態を指します。本態性とは「原因がはっきりとしない」という意味の医学用語です。聞き慣れない病名かもしれませんが、「本態性振戦」は40歳以上の4%、65歳以上の5〜14%の人に認められるとの報告