未来へつなぐ陶芸-伝統工芸のチカラ展
こんにちは。金沢学生大使のまめかわです。
国立工芸館で2022年4月5日~6月19日の期間開催されている、「未来へつなぐ陶芸 伝統工芸のチカラ展」に行ってまいりました。
↓↓↓展覧会の詳細はコチラ↓↓↓
展覧会 | 国立工芸館 | 明治以降の工芸・デザイン作品を展示する美術館 | National Crafts Museum (momat.go.jp)
1時間ほどで全ての展示を見て回りました。
コロナ対策で入館日時が事前予約制だったこともあり、1時間だけしか滞在してはいけないと勘違いしておりました…。もっと時間をかけてひとつひとつの作品を楽しみたかったという一抹の後悔が残っております(苦笑)
陶芸の世界に触れるのはほぼ初めての私ですが、多種多様な作品を見るのはとても楽しいものでした。
陶芸に関する専門用語を解説しているコーナーもありました。時間があればじっくり読んで技巧などに関する知識を深めて、数々の作品をより味わうことができると思います。
まめかわは作品の色や形、模様などを観察し、手触りなどを想像して楽しんでいました。
以下では特に気に入った作品を4点紹介しようと思います。
1.加藤 卓男 『三彩鉢 蒼容』
深い青と緑、白の色彩に惹かれてじっくりと見入ってしまいました。角張った器のフォルムや三角形の浮き彫りも、見れば見るほどかっこいい作品だと感じました。
作品を下からのぞき込むと、釉薬(?)が垂れたようなあとが見て取れました。垂れたしずくで接地していることに気付いて、ますますこの作品を好きになりました。
2.南 繁正 『鉢「麗夏」』
淡い緑が目を惹きました。下からのぞき込むと、鉢の裏にも笹が描かれていました。釉薬の重ね具合によって照明が遮られて笹が鉢の裏にも写っているようにも感じられました。
3.三代 徳田八十吉 『耀彩鉢 創生』
人の瞳のようで美しい鉢だと感じました。花びらのような描写が虹彩のように見えました。引き込まれるような深い青も印象的でした。
4.木村 芳郎『碧釉漣文器』
突然ですが、まめかわの好きな色は青系統の色です。『碧釉漣文器』の青は今回見た数々の作品の中で、最も心惹かれる青でした。解説を読むと「木村ブルー」という表記がありました。名前が付くのにも納得できる美しい青だと感じました。
まだまだ紹介したい作品はたくさんありますが、今回はこの辺で。
Twitterやインスタグラムで違う作品も少しばかり紹介しています。そちらものぞいていただけると嬉しいです。
もっと色々な作品を見たいという方は、ぜひ国立工芸館に足を運んで頂けたけたらと思います。一つの作品を色々な角度から見るのも楽しいですね。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。