
しかしレタスはベチャベチャ。
パン屋さんのパンももちろん美味しい。でも、食パンをアレンジする方がやっぱり好きだなぁ。冷蔵庫にあるもので自由に組み合わせを考えたり、その日の気分で味付けを変えたりできる楽しさがある。特にホットサンドは、シンプルな食パンが一気に特別な朝ごはんに変わるから不思議。
今朝もホットサンドを作った。今日は憧れの「ゆで卵どーん系」に挑戦。使ったのは、一生ものとも言われる“ゆで玉子名人”で完璧に仕上げたゆで卵。黄身がほんのり半熟よりの絶妙な硬さで、見た目も味もパーフェクト。そんな卵を2つ、たっぷり挟み込んだら、もうこれだけで主役感がすごい。
ホットサンドを焼いている間に、手はドリップコーヒーの準備へ。焼き上がりのタイミングに合わせて、コーヒーのドリップをスタートさせる。この「同時進行」感がまた楽しい。キッチンに広がるコーヒーの香りと、ホットサンドが焼き上がったときのカリッとしたパンの音。この二つが絶妙なバランスで混ざり合う瞬間が、朝の最高のご褒美みたい。焼きたてのホットサンドを半分にカットするとき、「ザクッ」とパンを切り進む感触が気持ちいい。そして、断面を確認するあのワクワク感。今日はどうかな、と確認する、ゆで卵の黄身がきれいに収まっているのを見てほっとする。その瞬間、「よし!」と小さな満足感がじんわり広がる。
コーヒーの香り、パンの焼きたての感触、断面を覗くワクワク感。食パンアレンジの楽しいところは、こんな風に朝を自分の手で作り上げていけるところだと思う。パン屋さんの特別なパンも素敵だけれど、こうして自分で少し手をかけたホットサンドが、何よりも特別な一皿になる。そんな小さな幸せを噛みしめながら、、、
あっ、おチビが起きてきた〜