ページをめくる手が止まらなかった!(町田その子「52ヘルツのクジラたち」感想)


初めまして!

このページに興味を持って下さってありがとうございます!

今日は私が最近読んだもので

ナニコレ、ヤバいわ、、、

と思った本を紹介させて頂こうと思います!



ではさっそく。

その本とは、、、、

52ヘルツのクジラたち

です!

2021年の本屋大賞に選ばれ、とても話題になった作品です📕✨

他にも

・2020年 読書メーター第1位
・2020年 王様のブランチBook対象第1位
・2020年 ダ・ヴィンチ 第4位

など数々の賞を受賞。

普段本を読まない友人も
「なんか聞いたことはある」
と言ってくれました🤤🤤

私が読んだのは昨年の9月頃。


読み始めてみると、、、

なんだコレ。

ページをめくる手が止まらないっ!


面白すぎて2日で読み終えてしまいました笑


それでは、本のあらすじと個人的な感想をお伝えしようと思います😌😌


あらすじ

主人公の女性「貴瑚」は引っ越した田舎で少年と出会う。
その少年は母親から虐待され「ムシ」と呼ばれていた。

周りの住人が見て見ぬふりをするなか、貴瑚はムシのことが放っておけず、なにかと世話を焼くように。

そんな貴瑚自身にも、実は人に言えないような過去があって、、、

同じものを求める2人が出会い、新たな物語を作っていく。


ざっとこんな感じですかね。


私個人の感想としては

・読みやすい
・共感の嵐
・勇気をもらえる

大きくまとめるとこんな印象でした!


一つ一つ解説?したいと思います。


まずは、、、


読みやすい!

私がこの本をおすすめしたい1番の理由です。

読書っていうと、

・なんか難しそう
・時間がかかる

みたいなネガティブなイメージを持ってる人が多いと思うのですが、この本はそんな人にこそオススメしたい!

実は私、中学生くらいまではガッツリ読書家してたんですけど、高校は部活、大学はバイト、就活、社会人、、、と忙しく、読書を再開したのはつい最近のことでして笑

しばらく文字を読むことから離れていた私でも
「え、なんかサラッと読める」
といった感じでした。

町田その子さんの他の作品を読んだことはないので他の作品もそうだとは言いきれないのですが、

・難しい表現が少ない
・現在、過去といった場面転換の部分で章分けされているのでわかりやすい
・文章自体に癖がない

という印象でした。

漢字にもルビが振ってあるので本当にスラスラ読める。

なんか読書って面白いじゃん!

ってこの本をきっかけに思ってもらえるといいなぁと思います😊😊


2つ目のポイントは

共感の嵐!

この作品、読み始めからちょっとイラッとしたんですよね笑

引っ越してきたばかりの主人公にありもしない噂が経つんですけど、
異端者を受け入れられない日本の古い文化みたいなものに共感してイライラしちゃって😅

でも逆に言えば、それくらい初っ端から心を掴まれてたたんですよね。


話の途中でちょいちょい主人公の過去が出てくるんですけど、
それがまためちゃくちゃ重くて、、、

思わず「ウッ」て声が出そうなほど笑

この主人公みたいな過去は自分にはないのに、なんかここ共感出来るなぁみたいなポイントがとにかく多かったです。

20代、30代の女性にはとにかく刺さるんじゃないかな、と思います!


それでは3つ目のポイント。

それは、、、


読み終えてスッキリ!

前向きな気持ちになれて勇気をもらえる!

です!

この作品、貴瑚の「今」と「過去」に分けて読むと読みやすいかなと思います。

私はさらに細かく分けて

・第1の貴瑚の人生
・第2の貴瑚の人生
・第3の貴瑚の人生

とういう感じにしてみました。

第1と第2はどちらも貴瑚のダークな過去。
第3がムシと出会う現在の貴瑚。



第3の人生は貴瑚にとって挑戦。

この作品を読み終えた時に、

人は生まれ変わることが出来るんだ

そう思わせてくれました。


3度目の正直という言葉があるように
第3の貴瑚は、人生のやり直しにチャレンジしていたのかなと。

決して明るい性格とは言えない貴瑚だけれど、
そんな彼女でも前を向いて進むことができる。

なんというか、人間の底力を見た気がします笑


以上があらすじと私の感想です!

この紹介を見て、

読んでみたいな

と思って頂けるといいなと思います🥰🥰

長々と失礼致しました💦💦

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