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エセルとアーネスト
とある夫婦が出会って死ぬまでの「日常」の映画。
戦争だけを切り取った作品は多いけど、この作品ではそれを一生のうちの数年の出来事として描いている。戦時下でも何となく緊張感のないやりとりがあったり、「戦時中の方がマシ」なんて台詞があったりすると変なシュール感がある。
出会ってからずっと連れ添ってきて、戦争も一緒に乗り越えてきた二人がちょっとずつ老いていく。それでも二人の会話の内容はお決まりのやりとりがあったり、変わらずに飾ってある絵があったり。こうやって誰かと人生を共有して分け合っていくことって凄いことだよなぁ、と思う。
まったり観れて、最後ちょっと切ない良い映画だった。