10回目の入院
12月17日。
また医療保護入院をすることになった。
その理由は、18さいになる誕生日に自殺をしようと考えていたからである。
なぜ任意入院ではなくて医療保護入院になってしまったのかというと、前回の入院で衝動的に危ないことをたくさんしてしまったから。
入院前に指定医が来て、指定医と入院目標を立てて、医療保護入院に際してのお知らせをもらって、コロナの検査をして結果を待った。
コロナは陰性だったのでいざ入院。
知らないNsが2人いてびっくりした。
他のNs情報だけど、9回目の入院の時にいなかったNsはこの5ヶ月間の間で入ってきたという。
部屋はカメラ部屋だった。
「まあそうだよね…医療保護だし…」と諦めた。
ここから3日間は隔離生活だった。
3日後、隔離は無事に解除された。
ホールに出ると、13さい中1の女の子がいてびっくりした。
私は今までの入院生活で、自分より年下の子を病棟でみたことが無かったからだ。
5ヶ月ぶりだとしても相変わらずNs達とは仲がいいのでNs達とめっちゃ笑ってたら、他の患者さんに後々「のんちゃん最初Nsさんとめっちゃ笑ってるのに患者さんとは誰とも話さなくて、話していいのかわからなかった」と言われた。
入院2日前くらいから患者さんと話し出すようになった。
人生経験をいろいろ教えてもらった。
食事はというと、ちゃんと摂っていた。
危ないものも半強制的にだけどNs達に預けられた。
このようなところをNs達に「めっちゃ成長してるじゃん!この5ヶ月間で何があった?!」と言われた。
「いひひ、すごいでしょ✌🏻」と言い返しておいた。
でも前科がある為、箸禁、プラスチックスプーン禁、布団のシーツ無しだった。
何で食べるのかというと、鉄の大きいスプーンで食べた。前回の入院のときに箸でお腹を刺してしまったからだ。
でも、今回の入院はベッドがあった。
それだけで私は嬉しかった。
前回はベッドまで没収されて床タイプだったから。
誕生日の日の前日。
この日はかなり体調が悪かった。
予想通りだった。
夜にベッドを使って首吊りをしてしまい、当直医を呼ばれ、施錠する(隔離)か聞かれた。
もちろん断った。
その代わりに危ないもの(長袖やシャンプーなど)は一旦預けることに。
誕生日の日。
ベッドの上で鎮静されて過ごした。
だからなのか、ほとんど記憶にない。
OT(作業療法)には行っていたはず…。
誕生日の次の日。
この日は午前中にお風呂があり、午後は陶芸をやった。
同じ高校の後輩がいたので楽しかったのを覚えている。
次の日の16時頃退院した。
今回の入院は短期の1週間。
保護室に入れられることは無かったし、みんなに褒められたし、内容の濃い1週間だった。
これからも危ないことをする前に助けを求め、どうしてもの時は入院を考えようと思う。