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蔚山4度目(5度目!?)の正直のはなし

親の顔ほど見たモヒカンとはよく言ったもので、毎年冬になると韓国の蔚山地方で、ゴールマウスを守る姿が観測されるのです。

あれ!?今年はあのGKモヒカンじゃないの!?
祝 アウェイで勝ち点3記念。蔚山HD(旧 蔚山現代)遠征の歴史。


蔚山とACLで対戦したのは2014,2018,2019,2021,2022,2023そして今年2024年。2014年は行っておらず、2018、2019、2022(マレーシアのJBで集中開催)、2023は現地観戦。2022年は

私が実際に現地観戦したのは、2018、2019、2022、2023、2024年なのでこちらは写真を混えて振り返る。

2014年 運命の出会い

出会いは2014年。GLで対戦。

アウェイ 0-2 敗

ホーム  3-1 勝

記念すべき第一回蔚山アウェイ、私は行っておりません。行っておけば良かったような、行かなくて良かったような。

↑のリンク先の結果の通り、ホームでは勝っていたので、その後そんなに苦手なチームになるとは思いもしなかった、、
(なお、今も蔚山相手に等々力では負けたことはありません)

2018年 初めての蔚山寒い&寒い 

GLで対戦。個人的には初の蔚山。

アウェイ 1-2負

ホーム2-2分

釜山泊:空港からバス/KTXで蔚山-釜山

この時は釜山泊。行きは釜山空港(金海空港)から蔚山行きのバスに乗り、途中下車してスタジアムへ。

蔚山文殊スタジアムといえば、ゴール裏の虎

試合後はホーム側の入り口の方にある、KTX(高速鉄道)蔚山駅方面へのバスに乗り、蔚山駅から釜山駅まで。釜山駅周辺に宿泊。蔚山駅行きのバスの本数が少ない上、遠いので釜山駅に泊まる人以外にはこのルートはあまりおすすめしない。

マイカップを持っていくという学び

韓国のスタジアムのスタグルはカップラーメンが主である。多分。
大体どこのスタジアムにもカップ麺が売られていて、ポットが置かれているので勝手にお湯をいただける。何なら蔚山のスタジアムはアウェイゴール裏に給湯器がついている。
そんなわけで、寒過ぎてにちょいちょい白湯を飲む。

2019年 2年連続蔚山からのフェリーで鳥栖移動

2019年GLで対戦。
ホーム 2-2 分

アウェイ 0-1負

蔚山泊:空港からバス/路線バスで市内へ

この年の蔚山スタジアムへの行き方は、往路は去年と同じく釜山空港から蔚山行きのバスに乗り、高速道路を降りたあたりで途中下車。(高速の蔚山ICがスタジアムから2キロぐらいの距離)
復路は蔚山の街中方面へのバスに乗り、蔚山市内に宿泊(KTX蔚山駅とは逆方向)
蔚山市内へのバス停はビジターゲートから近いので助かる。

神日程!?釜山港から対馬経由で鳥栖アウェイ

この週は蔚山戦が水曜日開催で、土曜日にアウェイ鳥栖戦という神日程。今回は釜山港からフェリーで長崎県の対馬経由で鳥栖入りという移動をした。

なお、対馬行きは謎の韓国会社のフェリーに乗ったので、100人以上の乗客で日本人は私だけだった。入国審査の時に、「日本人の方出てきてくださーい!先に通しまーす!」というノリの入国審査はちょっと楽しい。

2023年 虎さん可愛くなった!?初めての勝ち点

GLで対戦。
ホーム 1-0

アウェイ2-2分

オシャレになっているスタジアム

コロナ明け、久々に蔚山文殊スタジアムに行ってみると、可愛いマスコットキャラクターの看板があり、装飾も可愛くなっていた。

可愛いマスコットがいた

蔚山のスタジアムといえば、ホームゴール裏の上にいる硬派でイカツイ虎のバルーンというイメージだった。(2019年参照)
今のスタジアムには若い女の子のサポーターも多く、なんなら係のお嬢さんは猫耳(トラ耳)をつけていて、我々外国人にもフレンドリー。
強いチームだけあって観客も増えている印象。

1位通過確定済につき消化試合!

記憶に新しい2023年のACLのGL。GL6節最後の試合。なんとフロンターレは既に1位通過が決定しており、アウェイ蔚山戦が消化試合!!!若手の挑戦の場。

更に、2日前に天皇杯決勝で優勝しており翌年のACLE出場権も獲得。そんな最高な状況でのスタート。
若手の挑戦の場ではあるものの、軸としてGKはソンリョン。そして、前日に退団が発表されていたシミッチがスタメンにて大活躍。

蔚山側は勝利がマスト。こちらは消化試合とはいえ、若手も実力を発揮したいところだろうし、負けるわけにはいかない。そんな試合だったのに、まさかの先制。
最終的に2−2のドロー。

読めないけど歓迎されている気がする

帰り道、蔚山サポたちにはナイスゲームと声をかけられた。他会場の結果により、蔚山は本日ドローでも勝ち上がりが決定したのであった。なんて悪運が強いのだ、、
韓国のサポは殺伐としているイメージが強かったけど、ここ最近の蔚山サポは、チーム自体が強いからなのか余裕がある。もしくは、毎年ACLで対戦しているフロンターレにそろそろシンパシーを感じているのだろうか。

2024/25年 レギュレーション変更も再会

2024/25シーズンからACLはACLエリートという名前に変わり、レギュレーションも大きく変更。抽選の結果またしてもアウェイで蔚山と対決する羽目に。

アウェイ 1−0勝

ついにこの時!アウェイで勝ち点3!
まだ1節が終わったばかりだけどとりあえず喜んでおけーー!!!

現地ゴール裏のはなし

蔚山のスタジアムの芝の状態があまりにも酷いと話題だったけど、現地のゴール裏から見ると等々力と大して変わらないように見えた。映像でみるととんでも無い。
現地で感じていた以上の選手達は頑張ってくれたのね。

売店で缶ビールが売られている

今回の応援について。今年の多摩川クラシコ終盤の応援でもやっていたけど、紅チャントからのアバンテ〜バスケットケースのコンボはテンションがあがる。とても良い。
もはや蔚山戦はダービー。AFCはそろそろ名前をつけて欲しいところ。


以下はおまけです。

【番外編】2021年 GL全勝したのに何故アウェイ

2021年のACLのGLといえばウズベキスタンで集中開催でした。
GLの結果は6勝0敗という圧倒的な好成績で1位通過。本来であればホーム開催になるはずのR16の試合は、何故か同じくGL1位通過していた蔚山現代のホームで一発勝負。恐ろしいくじ運の悪さよ。。

R16 アウェー PK負

【番外編】2023年 JB集中開催はまさかのじゃんけん状態

ご存知の通り、2022年ACLのGLはマレーシアのジョホールバルで集中開催。そんな中でもしっかり蔚山とはまた当たってしまうのです。

GLで対戦。
ホーム扱い 1−1分

アウェイ扱い 2-3負

ホームとかアウェイとか関係ない

JB集中開催にホームもアウェイもないと思うけど、集中開催でもアウェイ扱いで負けてない?

マレーシア入国大変だったのです

背景を説明しておくと、当時のマレーシアは他の東南アジア諸国よりも入国条件のPCR検査が特殊で、情報も少なく、シンガポールとマレーシアの陸路国境が開いたのも直前なかなか行きづらい状況。そんなわけで、日本や韓国から来たサポーターはごく僅かでした。

ちなみにこの時の試合の様子はJBにある、ジャパンサッカーミュージアムに展示されているよ。



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