上海ACL遠征もビザなしで入国できたよというはなし
川崎フロンターレのACL山東泰山アウェイに引き続き、ACLE上海申花アウェイの遠征もビザなしで中国入国できたよー！という報告。
そもそも144時間ビザ免除制度とは！？
これは現地でトランジットビザ取得(アライバルビザ)ということではなく、条件を揃えれば、ビザを取得していなくても144時間だけ入国させてあげるよという制度。
この違いが分からない人は事前に日本でビザ取得するのをオススメするよ。
通常のビザと144時間免除の説明は上記リンクの山東省の投稿を読んでね。
24時間免除制度というのもあるけど、これは使ったことがないのでここでは割愛。
事前準備/航空券と滞在予定
今回の上海申花戦遠征の日程は下記の通り。
1日目 東京/羽田→上海/浦東(春秋航空) 浙江省泊
2日目(試合日) 上海泊
3日目 上海/浦東→仁川/ソウル(大韓航空)
日本→中国→韓国という経路で、上海滞在が144時間以内なので、144時間免除の条件を満たしている。
実践編①/中国行きフライトの搭乗券を貰おう
当日春秋航空カウンターでチェックインの際、「中国ビザは取ってますか？」と聞かれたが、144時間免除制度を使う旨伝えて、3日目の上海→ソウルの航空券を見せて終了。
上海行きだから？LCCだから？詳細はわからないけど、前回の山東省渡航の際と比べて簡単だった。
実践編②/上海の入国審査で許可証を貰おう
上海到着後、「144/24時間」と書かれている入国審査カウンターに向かうはずだったが、乗客が少なかったので通常の入国審査のカウンターで対応してくれた。
カウンターに行く前にこのカードの上部分だけ記入して提出する。（ちなみに山東省の時はこれとは別に、ビザ免除申請用紙に記入した。）
トランジットであることを証明するために、次の国への航空券の控えを提示。座席指定をしていなかった(できなかった)けど、何も言われなかった。
たまたま緩かっただけかもしれないので、事前に座席指定ができるなら、座席番号が書かれたEチケットを印刷して行った方が良い。ちなみにEチケットは見せるだけなので返却されるよ。
入国目的などの一通りの会話が終わったあと、審査窓口の後ろで待機。別の審査官が何かしらのチェックをしていたらしく、別の人からパスポートを返却されて終了。パスポートには許可証と入国スタンプがあった。
今回は空いていたので、審査開始からパスポート返却まで15分ぐらいだったけど、ビザ持ちの人の入国よりは時間がかかるので、次の予定が決まっている人は気をつけて。
ホテル宿泊/許可証シールorスタンプを見せよう
ホテルチェックインでの話。
パスポートにスタンプがたくさんある人は、パスポート提示の際にシール(スタンプ)のページを教えてあげましょう。おそらくホテル側の滞在登録に写真かコピーが必要なんじゃないかな。中国の宿泊制度は中国人にも外国人にも厳しい。
私は外国人に慣れてないホテルに当たったとき、後からフロントに呼び出されたので。。知らなそうだったら優しく教えてあげときましょ。
上海はビザなし入国天国！？
タイトル盛り過ぎ！？
上海から入国した際の、滞在可能都市と出入国可能ポイントは下記のサイトより抜粋。
①滞在可能都市がたくさん
今回のビザ免除ではシールに記載の通り、滞在可能範囲は下記の通り。
なんと上海以外の近郊の街も行ける。有名どころでは杭州蘇州も行けちゃうね。
上海
江蘇省南京
浙江杭州
浙江寧波
私は上海は何回か来たことがあるし、杭州蘇州も行ったことがあるので、今回浙江省の鳥鎮という水郷の街に滞在した。
②出入国可能地点もたくさん
前述のサイトによると、この地域は出入国できるポイント自体たくさんある。
上海の浦東空港から入国して虹橋空港出国はもちろん、杭州空港から出国なども可能。
上海虹橋国際空港
上海浦東国際空港
上海港
上海鉄道港（上海駅？）
南京裸口国際空港
杭州蕭山国際空港
寧波栎社国際空港
杭州空港はANAの直行便が出ているし、上海からは香港、ソウル、台北行きのフライトが安い！そして日本からもLCCの直行便が豊富にあるので、ビザなし入国の聖地と言える。
山東省なんて青島空港と青島港だけだったのに！
結論 : 上海行きやすいな！！
次に遠征の機会があれば、サクッと行ってみてね。
私は出発前日に航空券を取っていきました！
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