朝起きれない母を起こす娘
まめちゃんは気管切開と人工呼吸器ユーザー。
最近、声が出ることが増えた。
それも、とっても大きな声が出る。
オンライン授業で、友だちも気づいてくれるくらいの大きな声。
母子入院から帰ってきて、深夜の看護師さんの呼吸器チェックから解放されて、朝までぐっすり眠れるようになったのと、カーテン1枚挟んで他のお母さん達との大部屋共同生活での他所行きモードからも解き放たれて、すっかりぐうたらお母さんに戻った私。
さらに、娘はオンライン授業だから、送迎も、お弁当作りも、終日付き添いもしなくていい。
そりゃあもう、気が抜けまくり。
メイクだって、洗濯だって、食器洗いだって、間に合ってなくても、とりあえずPC繋がればそこからやればいいのだ。
だから
朝、起きれない。
恐るべし気の緩み。
普段より1時間多く寝れるのに、6時のアラームで布団から出られない。
とっくに目を覚ましているまめちゃんが、大きな声を出して私を呼んでいる。
何度も何度も。
時計を見ると7時だった。
流石にやばいと思ったまめちゃんのナイスアシスト。
以前は、同じ布団で一緒に寝ていたので、私の身体をトントンと叩いて起こしてくれていた。
今は別々のベッドなので、大声で起こしてくれる。
意図的に「彼女に役割を与えなくては!」とかそんな堅苦しいことは何にもしていない。
まめちゃん自身が気が付いて、自分で考えて、自から行動してくれる。
障害を持つ娘の生活のほとんどが全介助を必要とするけど、
そうやって私たち親子は、助け合って生活している。
ありがとう!まめちゃん。
いつもママは、あなたに助けられてるよ。
本当にありがとう。
とっても嬉しいよ。
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