リモートワークで感じたこと ~集中するために工夫していること、会議が減ったこと~
リモートワークを開始してからしばらくが過ぎ、リモートワーク業務で感じたことがたくさんあります。本日はリモートワークで感じたことを書いていきたいと思います。
・仕事に集中するための工夫
リモートワークが開始される前に聞いていた話では、「なかなか落ち着かない」だとか「ベッドが傍にあるから寝ちゃうんだよね」といった仕事のオンオフが曖昧になる課題でした。実際にリモートワーク業務をしてみると「あれ、そうでもないな」と感じました。おそらく以下のような工夫が奏功しているんだろうなと思います。
仕事が始まる8時までには、(まるで会社に行くかのように)髭を剃り、朝食を食べ、歯磨きをします。また、ワークスペースである机の上にはテレビをサブモニターとして置き、仕事で使わないものは置かないようにする。こういった工夫をすることで集中して仕事に取り掛かることができています。
また、業務の時間割を作っていることも集中できている理由かもしれません。リモートワークに移行して打ち合わせなどの頻度も減り、自分で使える時間が増えました。業務の時間割を決めて粛々と進めていくことが迷い無く集中できている理由かなと感じています。
・会議が無くなった!
リモートワークに移行してから会議が少なくなりました。ここまで少なく、短くなるとは!と驚いています。普段は1時間くらいかかる会議も20分程度で終わってしまいます。こんなに少なく、短くなったのには理由があるんだろうなと思っています。
理由の一つは無駄な会議が少なくなったということ。(ニュアンスを感じ取っていただけるとありがたいのですが、)会社に行っているとその場のノリや上司への忖度などで検討課題と会議が決まってしまうことが少なくありません。これは組織の活性化やフットワークが軽いというメリットがある一方で、熟考せずに決まってしまうため無駄な会議が増え、優先度の高い仕事に手が回らなくなるといったデメリットがあります。リモートワークに移行して会議の頻度が減ったのはこうした理由があるのかなと感じています。
ただし、組織全体のパフォーマンスが落ちてしまうようではいけませんので、そうした業務の優先順位を考え直す必要があるのかなと思います。
もう一つの理由は会議がジャストタイムで進められるということ。リモートでない会議では「皆さんちゃんと資料を見ていますか?」だとか「○○さんが来るまで待ちましょう」といったロスタイムが発生します。1時間の会議でも実質40分くらいしか話せていないと思います。一方でリモートワーク会議では画面共有ができるおかげで(一応は)皆で同じものを見ることができています。そういった点が会議が早く終わる理由なのかなと思いました。
ただ、不安に感じているのはリモート会議では相手の表情がわからないため、相手の理解度が掴めないということ。また、意見が食い違ったときになかなか前に進まなくなってしまうこと。いまのところトラブルは発生していないですが、こうした意見や理解度の不一致が大きなミスに繋がる可能性がありますので注意が必要かなと感じています。
そうしたことを回避するためにも、有名ブロガーの”ちきりん”さんが書き綴っていた「他人と意見が異なる5つの原因」を意識することが大切なのかなと感じています。このブログでは相手と意見が異なる理由は以下の5つの原因があると書かれています。
①情報量が違う:双方の持っている情報が違うことから意見が異なる
②分析方法が違う:あるものを評価するときに比較範囲などが異なるため解釈が異なる
③価値観が違う:これまでのバックグラウンドなどから価値観が異なる
④ゴールが違う:ゴールが異なるため意見が異なる
⑤言葉遣いが違う:気持ちは同じでも言い方で意見が異なるように感じる
上記のポイントを意識することでトラブルも少なく、効率的に会議を進められるのかなと思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
リモートワーク中でもパフォーマンスを下げないように一人一人が工夫していかないといけないなと思いました。