音声メディア発信者が信頼を得るために
先日、stand.fmという音声メディアのアプリを登録しました。このアプリは誰でも簡単にラジオを発信できる音声版Twitterのようなものです。
このアプリを登録した途端、たくさんの発信者から続々とフォローされ、非常に驚きました。それと同時に彼らの自己紹介文がとてもよく似ているなと感じ、それについて思うことがあったので書きたいと思います。
※以下に記載する”フォロバハンター”について私はネガティブなイメージを持っているわけではないのでご理解ください。
・フォロバハンターの共通点
私をフォローした発信者はおそらく新しいアカウントを見つけたら手当たり次第にフォローし、フォローバックを求める人たちだと思います。ここでは”フォロバハンター”と呼びます。
フォロバハンターの自己紹介文を見ると、ある共通点が見つかりました。
一つは彼らに不運な境遇に陥った経験があるということです。借金があったり、偏差値が低かったり、過労で体調を崩したり、イジメにあっていたり。
そして、もう一つ見つけた共通点が何かのきっかけが人生を変え、努力によって収入を得たということです。そのきっかけはコンテンツ販売であったり、Webマーケティングであったりいろいろありますが、真面目に努力し続けたことによって月収○○万円!といった収入を得ています。
・信頼を得ることと自分を卑下すること
フォロバハンターがこのようなstand.fmで発信する目的は自身のビジネスで利益を得ることだと思います。そしてそのためには影響力のある信頼された発信者となり、一人でも多くの人の目に留まってもらうことが必要です。
信頼を得るためにも、「なにも最初からすごかったわけではない、みんなと同じ(または普通の人よりも)才能の無い人間です!」ということをアピールする必要があるのだと思います。
ただ、この自己紹介文によって信頼を得られるようなアピールができているかと考えると、そうではないのでは?と感じました。
・これまでの周囲からの信頼力をアピールする
LIFE SHIFTというベストセラー本の中に”有形資産”と”無形資産”の話があります。有形資産は資金や家など目に見える資産、無形資産はスキルや信頼といった目に見えない資産のことです。フォロバハンターが求めているものは無形資産のなかの信頼です。
私は、信頼を得るためにはこれまでに自身が信頼を得てきたということをもっとアピールするべきなのでは?と考えました。
周りの評判に惑わされてはいけないとは言いますが、初めて会った人が信頼できるかどうかは周りからの評判でなんとなくわかるものです。
発信者のこれまで培ってきた信頼を自己紹介文でもっと多く書ければ、より効率的にフォロワーが増えるのではないかと思いました。
ただ、それをどのような表現で自己紹介文に書くのかと考えると難しいものです・・・。
「私はこれまでに出会った友人全員に誕生日LINEを送っています」
「飲み会に行ったときは友人の帰りの電車を気にしてあげています」
「誰に対しても礼儀正しく接します」とか・・・。
(あまりセンスが無いですが)こういったことをアピールしていけば、信頼を得られるのかな?と感じました。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
LIFESHIFTについては過去にレビューを書いたことがあるのでもし気になった方がいましたら覗いてみてください。