美瑛 Meijiの丘の宿
この夏休みの旅行のテーマは『何もしない』。3日目に泊まったMeijiの丘の宿は、最終日にふさわしいとっても素敵なペンションだった。
丘の上
美瑛と言えば、丘の風景。
とうもろこしやじゃがいもの緑の葉、刈り取った麦の黄色、色々な野菜が丘の斜面にパレットのように並んでいる。
杉の香り
このペンションは、客室が3つでツインが2つに、ファミリールームが1つ。ファミリールームは、杉の木を使っていて、とにかくいい香り。何度も何度も深呼吸したくなった。
何もいらない
大きな窓から見えるのは、見渡す限りの丘の景色。部屋にはテーブルがあるだけ。TVも冷蔵庫も時計もない。何もいらない。
Air sleep
何もない代わりに、あったのはAir sleep。ベットのようなマットレス。そのマットレスの上は初めての感覚で浮いているような感触。吸い込まれていく。杉の香りとAir sleep。それだけで十分。
畑の恵み
うわぁ〜。思わず口から出た言葉。嬉しい、おいしい、おいしいね、幸せ。そんな言葉しか出てこない、とても幸せな時間だった。家族の会話もはずむ。時間がゆっくりゆっくりと過ぎて行った。もちろん朝食も、自家製パンにルバーブのジャム、おいしすぎて「おいしい」としか言えなかった。
何もしない
TVをつけたら、目や耳に入ってくるコロナの情報。2月から、コロナの感染予防に翻弄された毎日だった。いつもと違う毎日だった。疲れたココロとカラダを癒すための『何もしない』の旅。Meijiの丘の宿は、そんな私たちにぴったりの宿で、ずっと幸せの余韻を感じることができている。とても贅沢な旅だった。
丘の町美瑛
わざわざ隣町の美瑛に泊まりに行くことは今までなくて、ドライブで丘の景色を見て、おいしいじゃがいもを食べて…と日帰りで行く場所でした。今年の夏だからこそ、選ぶことができた宿だった。