子育てはないものねだり
子育てはないものねだり
先日、よちよち歩きをしている小さな子を見かけて、夫と2人でにっこりした。
ふと「もっといっぱい抱っこしてあげたらよかった」と夫が言った。
気がつけば中1と高3の娘をもつ親となり、娘たちが小さかった日のことはすっかり思い出となってしまった。2人とも泣いてばかりで、どちらかと言うと大変だったことの方が多かったかもしれない。だから、早く大きくなってーって思っていたかもしれない。
なのに、今思うと、泣いていた顔も言うこと聞かない顔も可愛かったな。どろぼうって言えなくてどぼろうって言ってたな。
もっと抱っこしてあげたかったな。もっとたくさん遊んだらよかったな。美味しいご飯を作ってあげれたらよかったな。
気がついたら、2人の娘たちに背を越され、体調が悪い日には心配もしてくれる。大きくなっちゃったね。
親元を離れて行く娘たちには、たくさん心を抱っこしてあげよう。それが今できること。