東京異次元紀行〜日本橋から勝どきまでの舟旅出勤
東京は、僕にとって様々な顔をもった異次元を感じさせる都市である。
今日は朝7時に日本橋の三越前駅に降り立った。
東京オリンピックに向けて、通勤ラッシュの緩和のために、東京都が実証実験で舟旅出勤を行なっているそうな。
それに事前にWEBで申し込んでいて、早速船に乗りこんだ。
あの、日本橋を川から見るのは人生初!
普段とは違う視点で東京という街並みを見れて、感激!
改めて東京って、運河都市といってもいいくらいの景観を誇るんだなと実感した。
何度も橋や高速道路の下をくぐり抜けたが、まるで異次元世界へのゲートをくぐっているような心境を覚えた。
それから、汐留やお台場の景観が目の前に広がってきた。
日本橋から川を通って、東京湾に差し掛かって、こうして海から東京の街並みを眺めると、無数の人間ドラマを抱え、無数の想いや感情が交錯した都市であることをしみじみと感じた。
勝どきに到着。
異次元世界から、現実の世界に舞い戻ったような錯覚を覚えた。
これから会社に時間通りに出勤できたのはいうまでもない。
出勤前のちょっとした舟旅で異次元世界を体感できる、恐るべし東京。
舟旅出勤が一般的になるかはわからないが、舟旅出勤で異次元世界を体感するサラリーマンがあちこちにいる未来を思うと、ワクワクするのであった。