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『もともとポジティブだったわけじゃない②』

ママ夢ラジオ事務局のポッドキャスト配信を文字起こしをしました。

《 ポッドキャスト配信は⬆︎⬆︎ 》


たけおか
「こんにちは、ママ夢ラジオのたけおかのぞみです。ママ夢ラジオは全国のラジオ局でママの多様な生き方を発信する国内初のラジオ制作コミュニティです。

今日は、前回に引き続き「もともとポジティブだったわけじゃない」パート2についてお話します。引き続き、事務局の中野あゆみさんとお話して行きます。
中野さん、よろしくお願いします」

中野
「お願いします」

たけおか
「前回に引き続きのお話です。前回のコンテンツも見てもらいたいのですけど、ちょっとネガティブだった学生時代の二人が、そこから母親になり、どういう風に変わってきたのかという話をこれからして行きたいと思います。もともと学生の時に、中野さんで言えば”生きててごめんなさい”だっけ」

中野
「私はもう”生きててごめんなさい”って思いながら大人になった」

たけおか
「そんな中野さんと、私は”なんでこの世に産まれてきたのか?”っていう生きる使命というか存在意味を深追いしたけれど答えが出なかったから悶々としていた学生時代。誰に聞いていいのかもわからないし、答えが出ない感じだったんですけど、そんな感じで自分で自分の人生を決めて進んだという感じが無かったところがありました。

大人になって母親になったんですけど、そうなるとますます”母親はこうあるべき”に囚われてしまったのかなっていうのはあります。私であれば、何歳くらいで就職して何歳くらいで結婚したい何歳くらいで子どもが欲しいなとか、そういうのも本当に自分が決めたのかと言われると、学生時代の進路もそうですけど、これに関しても本当に私が決めたのかなっていうのが今となってはあります。自分で決めたのか、そういう風にした方がいいのかなみたいな(一般論に)委ねてしまった人生の決め方もあったのかなと思うんですけど、中野さんどうですか?」

中野
「そうだね、私はそもそも自分で自分の人生を決めていいと気が付くのがすごく遅くて、だからと言って親にこうしなさいああしなさいと言われてきたわけでもないの。なんでだろうって考えた時に、ああしなさいこうしなさいと言わなくても、目で語るとか背中で見せるとか、親のやっている事や価値観の影響をダイレクトに受けているから、何も言ってなくてもそうするもんだって思ってるわけじゃん。自分が親になって、子どももそういう風に感じてるんだろうなって思ったら、子どもに見せる自分の姿っていうのはかなり意識するようになったかな。ママ夢ラジオを始めて、余計に意識するようになったかなっていうのはあるね」

たけおか
「なるほど。そうだね、私たちもママ夢ラジオに参加して変わったメンバーのひとりではあると思います。ちょっと話は戻るんですけども、私の夫が家を守ってほしいタイプの夫で、私自身も看護師にはなったけれども、看護師をして疲れてしまった部分もあって、一旦お休みしたいなと思っていた時期でもあったので、夫の考えと擦り合わせて5年目で仕事を辞めたんですよ。そして専業主婦になったんですね。そしたら、なんだかんだで社会に出て働きたいタイプではあったので、どういう風に生きていいか分からなくなっちゃった。


目の前に授かった赤ちゃんはいたんですけど、そこだけに集中できなかったというか、横浜に家を購入して引っ越したのもあったんですけど誰も知り合いがいなくて、夫も仕事柄、月に半分くらい家にいないんですよ。だから、話す人もいないし娘と二人だし、悶々としたことを話せる人もいないし、産後鬱みたいな感じだったのかな、その頃は。


社会の繋がりがすごい欲しいなと思っていましたね、5年前くらい。何が出来るんだろう?みたいなのはあったけど、それを話せる人も地域にはいないし、そんな感じだったな、振り返ると。

でも専業主婦になっちゃったから、家の事を頑張らなきゃいけないとか、掃除とかも頑張らなきゃいけないと思ってたね。これはやっちゃいけないとか、そういうのもあったけど、でも何かやりたいっていうのは思ってたんだよね、その時。でも、具体的に何をやりたいかも分からないんだよね」

中野
「やりたい事は無いんだけど、何かやりたい。今のこの生活から抜け出したい・変化したい・成長したいみたいな思いって事だよね」

たけおか
「そう、そうなの。でも、子育ての余裕もないし、仕事か?と言われると仕事を責任を持ってやれる余力とか自信もないし、そしたら趣味なのかなと思ったけど、何が自分に合うのかなとかいろんなのに参加してみたけど、どれもしっくり来なくて、長続きしないんですよ。もともと飽き性なんですよ私。思いついたらパーッと行くけど長続きしなくて次に興味が行っちゃうから、これちょっと合ってなかったのかな?ってころころ趣味みたいなのを変えてみたりして、なんか私は一個の事が出来ないなみたいなのがあって。仕事でもいいし、やりがいがある(決まった)ものが欲しいなっていうはずっと思ってたんですよ。私はこれをやる!みたいな」

中野
「今と別の肩書というか」

たけおか
「そうそう。でも、それが何かっていうのは気付けなかったね。自分で探した中では分からなかった。そんな中、娘が幼稚園に入るタイミングで、幼稚園に行っている5時間くらいの間で何か出来ないかなって探していた時に、ラジオに出ませんかっていう渋谷クロスFMでのお知らせを見て、出たいって思っても出られるチャンスって無いなって思って、ここを逃したら次にチャンス無いんじゃないかなって思ったんですよ。ピンと来て”出たいです”って言ったのが一番最初です」

中野
「そこで行動を起こしたから、今があるんだ」

たけおか
「それが大きな一歩だったんです、私の中では」

中野
「でも、だいぶ悶々としてたんだね、長いこと」

たけおか
「長いこと悶々としてた。バイタリティあるように見えてたよね、一見。いろんなこと参加して、いろんな事やってたから。でも自分の中ではしっくり来ない。これが本当にやりたい事なのかな?って」

中野
「そういうママさん、結構多いんじゃないかと思うよ。いろんなイベントや集まりに顔を出すけど、ここは私の居場所じゃないかもしれないとか、自分がやりたい方向じゃないとか、自分のいたい人達じゃないとか、しっくり来ないで悶々としている人っているんだろうなと思う」

たけおか
「そうだよね。いろんな事やってみたけど、今思うのは、ママ夢ラジオに参加すると強みとか弱みとか自分の事が知れるわけじゃない?いろんなメンバーがいて。そうしたら、自分はこういう事が得意だったんだとか、これ苦手だなって思っていた事が誰かの役に立ったりして、実はこれは自分が得意だった事だったと気付いたりして、それが分かるじゃない。今まではいろんな事をちょっとずつやっていたけど、あんまり分からなかったんだろうね。どれをやっても、しっくり来ないが先行しちゃって、自分の良さとか苦手な事とかも知れなかったから、結局分からなくて次に行くって事をやっていたかもしれないね」

中野
「なるほどね。自分と人とは違う、強み弱みみたいなところを知る前の段階で?」

たけおか
「そう」

中野
「でも、それってコミュニケーションを取らないと分からないよね」

たけおか
「そう、そうなんだよね。私がママ夢ラジオを始めるまでについてをお話したんですけど、次回は始めてからの話をしたいと思います。今日もご視聴いただきありがとうございます。
さようなら!」


※ママ夢ラジオホームページ


★[ママ夢ラジオの#ここだけの話]文字起こし担当:なかしまゆみえ(ママ夢ラジオ渋谷)

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