入院付き添い家族の救世主!体も心も満たされるホッとなお弁当プロジェクト
現在、医療ケア家族や関係者の悩みを解決する、イラスト・動画クリエイターとして活動されている山野敦子さん。
今回、ビジネスプランコンテストに応募され、1次選考を通過されましたので、普段のお仕事、ビジネスプランの内容や背景についてお話を伺いました。
1.今のお仕事を始められたきっかけを教えてください。
私はもともとイラストを描くのが好きでして、それが高じてイラスト・動画クリエイターになったのですが、実は経緯は少し複雑なんです。
幼少の頃から、たびたび長期入院をする生活をしており、半年で9回の入退院を繰り返したこともあります。
こうしたケースの場合、子どもがお世話になる施設が変わるたびに、また進学等のタイミングで、子どもの症状に沿った必要なケアを、医療には不慣れな親が主体となって、看護師さんや学校の先生・児童に説明をしなければならなかったんです。
そして、やはり親は医療に詳しくないだけに、説明に苦慮することも想定されました。
そこで、私が得意とするイラストにより、相手により簡便に説明をすることができたらと思ったのがきっかけです。
2.なぜ、ビジネスプランコンテストに応募しようと思われたのですか?
入院患者は病院で管理された食事が提供されるけれど、付き添いの方の食事は自己調達となっていて、カップ麺やコンビニ弁当になってしまい、栄養バランスのとれた食事を摂るのは難しいと思います。
そんな中、私が子どもの付き添いの際に、病棟までお弁当を届けてくれたお弁当が栄養バランスのとれた良いお弁当だったこと、病棟まで配達してくれたことにとても感動したことがきっかけで、こういうサービスが多くの付き添い者に届くといいなぁと考えたんです。
3.事業プランの内容や、なぜそのプランを考えたのか、教えてください。
事業プランは、「入院付き添い家族の救世主!体も心も満たされるホッとなお弁当プロジェクト」です。
入院付き添い家族向けに、栄養バランスの取れたお弁当を配達するサービスを提供します。
よく「介護される人よりも、介護する側が疲労で倒れてしまう」と聞きますが、身体のスタミナは口にするものから。自分の食事や健康はおろそかになりがちで、体調を崩す人が多く私もその一人でした。
その点をこのお弁当で解決していきます。
また、このお弁当は、病院のスタッフにも販売することで、配達コストを抑えることも検討しており、順次、ポイントカードや割引などの導入、各種決済方法も拡大していく予定です。
最後にこうしたプランを、よりスピーディーに広める手段として、私が得意とするイラストや動画により、周知の拡大を図っていきます。
4.今後のビジョンについてお聞かせください。
今回は付き添い家族に焦点を当てましたが、同様のことが自宅で介護をされているご家庭にもあてはまります。
配送コストが割高になることが課題ですが、いずれ実現させていきたいと考えています。
通常、入院患者、介護される方だけにケアの焦点が当たりがちですが、付き添い家族の健康維持に目をむけることで、付き添い家族が健康を保ち元気でいることが、また、入院患者の心身の健康につながるという循環を作っていきたいです。
更に、子どもの入院に付き添うために、20年勤務した会社を退職することになった私ですがが、付き添い家族の健康を守るお弁当を広めた人として成幸することで、私の次男のように長期入院をせざるを得ない状況の人でも、生き甲斐を見つけたり、収入を得られる社会に変えていけるんだという可能性を、自らの背中を見せることで伝えていきたいと思っています。
山野敦子さん ありがとうございました!
ままてらすビジネスコンテストとは
「ママでもできる。ママだからこそできる。ビジネスは子育てよりも簡単です。」
というスローガンのもと、今乃世護代表の知識、経験を実践ベースで提供し、ママ、女性が「起業」から「経営」できる力をつけることができる
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