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不安なく子どもを産み育てられる社会構築プロジェクト~もっと身近に助産師を~

現在、助産院を経営され、産後ケア事業を行っていらっしゃる、
助産師歴28年の荒木利恵子さん。
今回、ビジネスプランコンテストに応募され、1次選考を通過された利恵子さんから、普段のお仕事、ビジネスプランの内容や背景についてお話を伺いました。

ご自分のビジネスプランを、どなたに伝えたいですか?

私の事業プランは、
「不安なく子どもを産み育てられる社会構築プロジェクト~もっと身近に助産師を~」です。

本ビジネスプランでは、産後のママたちが気軽に悩みごとを相談でき、親子揃って元気に日々を送れるように、そして産後うつや児童虐待を防止できるように施策を実施していきます。

私はこのプランを

・ゆっくり眠れない、ゆっくり食べる時間がとれない、ゆっくり風呂に入れない状況の産後ママ
・赤ちゃんがなんで泣くのか分からずオロオロする産後ママ
・孤独な思いで育児をしているママ達
・産後ママのご家族
・助産師など、産後ママや子育てママのサポーターの方々
に伝えていきたいです。

ファイナリストに選ばれたことで、ご自分のビジネスプランにかける想いに変化がありましたか?

助産院での取り組みをもとに描いた当初のビジネスプラン。
ビジネスコミュニティの仲間が話を聞いてくれて、互いに意見を交わすことでブラッシュアップをすることができました。

今は、本プランを専属で応援をしてくれる仲間と共に、ビジネスプランコンテスト最終審査に向かって活動しています。仲間と共に、ビジネスプラン(夢)を膨らませていくことで、やがてその夢が確信に変わり、実現が可能になるんだ!と強く思えるようになりました。

未来ある赤ちゃんとそのママを、地域のみんなで守っていきつつ、その輪を拡げ、よりよい人の世を創り出していきます。 

1.今のお仕事を始められたきっかけを教えてください。

長年、大学病院や医療センターで勤務をしてきて、業務が煩雑なため、ママたちのベッドサイドに行けない、ゆっくり話を聞くことができないなど、ただ業務をこなす日々に悶々としており、いつからか助産院への憧れがありました。

今から7年前に、大病を患い、身体メンテで始めた「びわきゅう」(びわ温灸)に魅了され、ご縁をいただき、一念発起して病院を辞めびわきゅうサロンを開業しました。
そんな中のコロナ禍到来。
孤独なママ達が増え、産後うつはコロナ前の3倍に、また児童虐待も増えていると知りました。

この状況を何とかしたいという思いと、びわきゅうが産後のママたちの癒しや回復に役に立つと確信がもてたことから、2023年11月に「ひととなり助産院」を開業しました。
産後のお母さんたちのお困りごとを解決したい、
ひいては産後うつを減らしたいと思ったことが、助産院開業のきっかけです。

2.なぜ、ビジネスプランコンテストに応募しようと思われたのですか?

夢を実現するためにも、まずはしっかりビジョンを作り上げようと思ったから。

今現在、助産院で産後ケア事業に携わり思うことは、まだまだ支援の手が産後のママたちに十分届いていないということです。
産後ケアを受けたくても、家族から「贅沢だ」と受けさせてもらえないママたちもいます。 「ゆっくり眠れない、ゆっくり食べる時間がとれない、お風呂にゆっくり入れない、赤ちゃんがなんで泣くのか分からない。。。」

こうしたストレスを抱えながら24時間赤ちゃんのお世話をするママ達。
目に見えないホルモンの大きな変化に、育児による心身のストレスが加わり、それがやがてママ達のメンタルまで壊していくんです。

産後うつや児童虐待が年々増加している現状は、ママ達に休息や安らぎを提供することで減らせるのではないかと思います。
家族や周囲の人たちにもママ達のお困りごとを知ってもらい、そして、助産師に相談する一歩がなかなか踏み出せないママ達にも、もっと身近に助産師を感じていただきたい。

そのために、定期的にイベントなどを開催しながら、ママ達と繋がる機会を儲け、産後ケアを受けることの大切さを発信しながら、地域のみんなでママと赤ちゃんを守っていきたいと思います。 

3.事業プランの内容や、なぜそのプランを考えたのか、教えてください。

事業プランは、
「不安なく子どもを産み育てられる社会構築プロジェクト~もっと身近に助産師を~」です。

本ビジネスプランでは、産後のママたちが気軽に悩みごとを相談でき、親子揃って元気に日々を送れるように、そして産後うつや児童虐待を防止できるように施策を実施していきます。

・定期的なイベントを通して、産後ママが助産師と繋がることで、自分が辛い時に、気軽にサポートを受けやすくする
・家族や地域の人たちにも産後ケアの必要性を理解してもらえるように発信する
・次世代の助産師たちが自分もやりたいと思ってもらえるよう、本助産院での取り組みを全国に発信する 


4.今後のビジョンについてお聞かせください。

将来は、困ったときはここに行けば何とかなる駆け込み寺のような場所=母子のサポートセンター(身体の健康、心のケア)を設立し、ママ達が不安なく子どもを産み育てられる社会を目指していきます。


荒木利恵子さん ありがとうございました!

ままてらすビジネスコンテストとは

「ママでもできる。ママだからこそできる。ビジネスは子育てよりも簡単です。」

というスローガンのもと、今乃世護代表の知識、経験を実践ベースで提供し、ママ、女性が「起業」から「経営」できる力をつけることができる
「ままてらす」
その集大成を問うビジネスコンテストです。

夢ある人を、社会を、本気で応援しながら、恩送りを広めていく。
選ばれ、求められる力をつける!

あなたのビジネスが、みんなの夢となり、『相互支援』の輪を広げ、みんなで、本気で、実現していくことを目指します。

投票期間は10月14日までとなっております。
応援したい!と思われる方に。
みなさまの投票を、心よりお待ちしております!

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