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愛情を感じる瞬間:傘を持っていなかった雨の日

こんにちは、たまごごはんです!

サンボ(8歳)と一緒にお買い物に出かけた日。晴れ渡った空の下、陽気に歩いていたんですが、ふと空が曇り始め、ちょっと風が強くなってきました。「あれ、ちょっと怪しいかな?」なんて思っていましたが、まさか急にあんなに強い雨が降り始めるなんて、全く予想していませんでした。

急に、ポツポツと小さな雨粒が空から降ってきて、最初は「あれ、ちょっとした小雨だね」なんて思っていたんですが、すぐに本降りになってしまいました。サンボは「ママ、雨だよ!」と大きな声で教えてくれましたが、私はその瞬間までまさかこんなに降るなんて思ってもいなかったんです。

バッグの中を急いで探してみたけれど、もちろん傘なんて持っていない。ちょっと焦りながらも、なんとかしなくちゃと思って、サンボを見ました。サンボも少し不安そうな顔をして、雨が濡れていくのを見ているだけでした。「どうしよう」と心の中で呟きました。
寒空の下、小さな頭や肩が雨で濡れていきます。
すぐに私は、自分の上着を脱いで、サンボの頭にかけました。「風邪ひかないでね」と、優しく言いながら。ちょっと急いでいたけれど、サンボはしっかりと私を見上げ、驚いたような顔をしました。でも、上着が彼の頭にかけられた途端、安心したように微笑んでくれました。小さな手が、私の手をギュッと握り返してくれるその瞬間、私はなんだかとても温かい気持ちになりました。

雨はどんどん強くなって、私はびしょびしょに濡れてしまいましたが、それでもサンボがしっかり私の手を握ってくれることで、安心感が湧いてきました。自分に言い聞かせるように「大丈夫だよ」というとサンボは笑顔で早歩き。その笑顔に、逆に私が元気をもらっているような気がしました。

私の頭の中では、サンボが風邪をひかないように、濡れないようにと必死に守ってあげなければという気持ちが溢れていました。でも、振り返ってみると、その小さな手を握っているだけで、私はサンボからもらった安心感に心から癒されていたんです。彼の手のひらの温かさが、私にとっては何よりの愛情表現でした。

結局、家まであと少しというところで、サンボの頭にかけた上着はしっかりと濡れてしまいましたが、彼は「ママ、ありがとう!」と嬉しそうに言ってくれました。そんな言葉を聞くと、どんなに濡れても、それ以上に嬉しくて、心から感謝する気持ちが湧いてきました。

家に着いたとき、サンボは「ママの服のおかげで濡れなくてよかったね!」と言って、私の顔を見ながらニコニコしていました。それを聞いて私は、「こんなに小さなことでも、サンボにとっては大きな意味があるんだな」と改めて感じました。

小さなエピソード、大きな愛情

育児をしていると、毎日が慌ただしくて、ついつい「愛してるよ」と言うのを忘れてしまったり、ついイライラしてしまうこともあります。でも、こうした小さな出来事が実は一番大切な愛情表現なんだということを、改めて気づかされました。

「風邪ひかないでね」という言葉と、上着をかけて守るその行動。それは、特別なことではないかもしれませんが、子供にとっては大きな愛情を感じる瞬間なんだと思います。自分が濡れながらも、サンボを守ろうとしているその姿勢が、きっとサンボに届いていたんだと信じています。

育児の中で、こんなふうにちょっとした出来事が積み重なり、愛情が伝わっていくんだろうなと思います。そして、これからもサンボと一緒に、こうした小さな幸せをたくさん感じながら過ごしていきたいと心から思いました。

みんなの「愛を感じる瞬間」を教えて!

もしあなたにも、こんなふうに子供に愛を感じた瞬間があったら、ぜひ教えてください。育児に悩んでいるときや、忙しい日々の中で、こうした小さな出来事が心を温かくしてくれるんですよね。

コメントであなたのエピソードをシェアして、みんなでその温かい気持ちを分かち合いましょう。育児は大変だけれど、そんな一瞬一瞬が本当に宝物だと感じられますよね。

このように、エピソードをもう少し詳しく、感情を込めて書いてみました。いかがでしょうか?

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