頭の中にあるイメージを実現すること。

「ホドロフスキーのDUNE」という映画を観た。

ある男が、ある映画を作ろうと思って

奔走した時間を、たくさんの人の証言や

残された物を使って、一本の映画にした映画。

自分の頭の中にある強くイメージされている物を作ろうと、

そのイメージを現実世界に実現させるために

それに必要な人物を探して、会いにいく。

そうやって、たくさんの人に自分のそのイメージを伝えているうちに

そのイメージに吸い寄せられるように集まってくる人達。

いや、吸い寄せられるのは

その実現させたいイメージを持っている本人が

どんどん、進んでいっているからこそなんだけどさ。

だって、そのイメージを実現させるのに必要だと思ったんなら

それを実現させるためには「その人に会いにいく」っていう選択しかない。

いや、そうしない以外に何がある?って感じ。

なんかね、どんどん引き込まれていって

最後には、この人が作ったDUNEが観てみたくなる。


ホドロフスキーに出会って

出会うことで、引き出されたイメージが

その後の、その人の人生をこんなにも変えて

その後の映画史において

こんなにも多大な影響を与えてるなんて

これっぽっちも知らなかった。

人は、こうやって

影響しあいながら、生きていくんだろうし

強烈なイメージの力を持っている人に出会ってしまったら

逃げられないのかもなぁ。なんて思ったりして

その逃れられない感じも味わってみたいとも思ってしまうくらい

強烈な存在感のホドロフスキー。

この映画、アップリンクの映画見放題に加入して

ぜひ、観て欲しい。

「ホドロフスキーのDUNE」


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