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トム・ウェイツ『Closing Time』は持っとけ!
おはようございます。
フジイ サダモリです。
今日はこのニュースから。
1970年代から活躍しているアメリカのシンガーソングライター、トム・ウェイツの作品群がリイシューされてリリース。との事ですね。
この人、僕はだいっ好きで。
ほとんどの人は知らないと思うんで、とりあえずこの曲を聴いてください。
1973年リリースのデビューアルバム『Closing Time』のオープナー「オール’55」です。
良い曲ですね。このアルバムリリース時点で彼はまだ24歳とかですから、どんだけ渋いんだよ!?っていうツッコミが聞こえてきそうですがw
今や彼はキャリアの長いアーティストとなり、作品も沢山出ているのですが、僕のおススメはこの『Closing Time』。ダントツでコレですね。
先ほどの「オール’55」以外にも沢山の名曲に溢れています。
僕がこのアルバムに出会ったのは1998年頃でしょうか。石田ショーキチさんがパーソナリティを務めていたNHK-FM『ミュージックパイロット』という番組でショーキチさんがコンスタントにかけていたんですよね。
今の学生さんたちはあまりラジオとか聞かないのかもしれないんですけど、僕が学生だった頃は貴重な情報源の一つで、こういった良質な番組と知り合えたことは、今考えても本当に幸運だったと感じています。
実は今、近所の喫茶店でこれを書いているんですが、今日でこのお店が閉まってしまうんです。
もうかれこれ20年くらい営業してくれていたお店で、いろんな思い出があります。中でも大切な友達と何度も語り合った事は今も大切な思い出です。
Spotifyでこのアルバムを聴きつつ、最後のコーヒーを飲みながら、思いっきり雰囲気に浸っているのです。
というわけで、皆さんも渋めのアルバムを一枚家に置いて置きたいと思ったら、レコード屋さんに行ってこのアルバムを探してみてください。もしかしたら、それがかけがえのない音楽との出会いになるかも?しれません。
ああ、色々な人への感謝がこみ上げる朝。良いですよね。
でもさあ。アナログで聴くのが一番いいんだよねー。