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コミュ力の高い子の特徴について

ひととうまく繋がれる子、社交的な子、コミュニケーション能力が高い子は、大人になってから仕事や人間関係で成功する可能性が高い、という研究データがあります。

あなたのお子さんの周りに、あるいは自分の子供時代を思い返して、クラスにいませんでしたか?
小さいうちから、やたらとコミュニケーション能力が高い子。
そんなにオシャベリというわけでもないのに、その子の周りに良さげな友達がいっぱい集まる。
その子がそこにいるだけで、自然とその場の雰囲気が良くなってしまう。

子どもが良い友達に恵まれると、やっぱり親としては安心しますよね。
では「良い友達に恵まれるお子さんの特徴」とは何でしょう?
30年以上の保育士経験から私が感じるのは、「笑顔・人見知りしない・優しさ」の3つです。
そんなの当たり前だと思いますか?
でも、やっぱり笑顔は最高のコミュニケーションです。
ひとは笑顔に集まってくるし、人見知りしない子、例えばすれ違ったひとに気持ちよく挨拶できるようなお子さんの明るさには、ついこちらも笑顔で挨拶を返したくなりますよね。
そして、子供というのは、見ていないようで、周りの子供のことをよく見ています。
転んだクラスメートに駆け寄ってすぐに助けにいくような「優しさ」を自然と発揮できるような子は、周りから一目置かれます。

それでは、そういうお子さんに育てるため、 「親ができるサポート方法」はなんでしょう?

子供のコミュ力を育む方法

1.子供の笑顔を引き出す遊び方をする

子供はお母さんのことをよく見ています。
日常のちょっと遊びの中で、お母さんがちょっとオーバーリアクション気味に対応してあげることで、子供は喜怒哀楽の表現方法を親から学んでいきます。大げさに驚いたり、笑ったり、悲しんだりを、ぜひ積極的にお母さんが子供のお手本だと思って見せてあげて、子供の喜怒哀楽を存分に引き出してあげてください。

母親のオーバーリアクション

2.様々な立場のひとが登場する絵本を読んであげる

お子さんの読書経験にもよりますが、出来るだけ様々な立場のひとが登場する絵本を読んであげてください。

おばあさんと2人暮らしの子供の物語
障がいを持った子供が登場する物語
兄弟がたくさんいる子供の物語

色々な登場人物、様々な状況を絵本を通して、子供は色々なひとの立場や気持ちを想像できるようになります。

色々な登場人物

3.初対面のひととの接し方を日常の中で練習する

ハードルが高いと感じるお母さんも多いかもしれませんが、スモールステップで、少しづつで構いません。
例えば、お子さんと外に散歩に出るとき、
「きょう玄関を出て最初に会うひとに、ママと一緒にこんにちは、て挨拶してみよっか?」
などと話しかけてみてください。
自分から声をかけることで、相手の心の扉をノックして、関わり合いを持てるんだということ、ひとに挨拶できるって、こんなに気持ちのいいことなんだ、という成功体験をお子さんにプレゼントしてください。
人と繋がれるチカラは、お子さんにとって一生の宝物になります。

今回の内容でこんな動画を作りました。動画へのコメントや、いいね(グッドボタン)をいただけると、とても嬉しいです。(Googleのアカウトが必要になります)


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