豊橋カレーうどんの話

豊橋カレーうどんって知ってますか？
これは「なんかカレーうどんにご飯が入ってるらしいやつ」っていうレベルの認識で豊橋カレーうどんを食べてきた話です。
ネガティブな内容が多いので、豊橋カレーうどんガチ恋勢の人は読まずに帰ったほうがいいです。

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ぼくはうどんは週に何回か食べるまあまあのうどん勢ですが、カレーうどんに限って言えば年に1回食べるかどうかといった頻度です。カレーうどんといえばちゅるちゅるうまうまの若鯱家。その程度の浅パチャ勢です。
そんなある日、用事で豊橋に寄った時に「豊橋カレーうどん」という単語をふと思い出しました。
思い出したが吉日。特にご当地カレーうどんなんて今日を逃したら食べる機会はもう訪れないでしょう。そう思いさっそくうどん屋さんへGO。香川県ナンバーの車で乗り付けて‘‘圧‘‘をかけます。

うどん屋さんに入り、さっそく豊橋カレーうどんを注文。おなかが減っていたので当然大盛りで。
すると店員さんから「麺とご飯のどちらも大盛りにできますがどうします？」との返答が。ご飯大盛り？？？？？？
結局、麺だけ大盛りにしました。もう頭がうどんを食べるモードに切り替わっているので、いまさらご飯は要らんのです。

注文を終えてポケモンGOで周囲のポケモンを捕まえていると、ついに来ました。豊橋カレーうどんGETだぜ。
まず驚いたのが、‘‘乗ってる‘‘具の種類の多さ。参考に若鯱家のカレーうどんを確認してみたら、ネギ・かまぼこ・油揚げ・肉が乗っていた。一方、僕の前に現れた豊橋カレーうどんには、ネギ・かまぼこ・油揚げ（ここまでは一緒）・カツ・ちくわの天ぷら・湯でたウズラの卵・ほうれん草。うーん多い。この種類の多さはみそ県みを感じます（たぶん他県民にはわからない感覚）。

うどんをすすってみると、トマトが強めのカレーでうどんにとてもよくあっていました。上に載ってる揚げ物の油もいい感じにカレーにマッチしています。おいしい！
しかし忘れてはいけません。豊橋カレーうどんにはご飯が入っているらしいのです。恐る恐るカレーの海をかき分け、器の底のほうを探ってみると・・・いました。茶碗1杯ほどの小山になった真っ白なご飯ちゃんが。こんにちは、初めまして。

意を決し、ご飯とカレーを一緒に口に運んでみると・・・！！！！！！！！

おいしーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーくない！！！！！！
ぜんぜんおいしくない！！！！しかもなんかご飯とカレーの間に変なの入って変な味するし、ねちゃねちゃする！！！！！！！！うわあああああああああああああああ

よく見てみると、カレーとご飯の間に何かがあります。色はカレーでわかりませんが、なにやらねちゃついた原因はこいつの模様。試しに犯人だけ舐めてみます。
ぺろっ・・・これは「とろろ」だ間違いない。まるで見た目が子供な名探偵や、サイバーライフから派遣されたアンドロイドです。えっ？？とろろ？？？？？？？？？？？？
あまりの衝撃に、脳が一瞬現状把握を拒否しました。どうやらとろろが入っていたようです。豊橋カレーうどんおそるべし。

カレーにとろろをかけて食べたことがありますか？ぼくはありません。
カレーにとろろをかけて食べる人を知っていますか？ぼくは知りません。
しかし、なぜみんなカレーにとろろをかけないかは理解しました。不味いからです。おいしくないではなく、不味い。ぐえー。

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書いてたら味を思い出しかけて嫌になったので、振り返るのはここまでとします。
カレーうどんにごはんととろろを最初にいれたのは、きっと豊橋在住のお母さんでしょう。そういえば冷蔵庫にご飯ととろろが余ってたから、めんどいし全部入れたろｗくらいのノリだったと思います。お母さんっていうのはそういう生き物です。誰か止めてくれ。

そんなこんなで、ぼくはもう二度と豊橋カレーうどんは食べません。
この誓いをもって締めとさせていただきます。
おつカレー