性教育、足かけ5年。性犯罪の前に、命の誕生の神秘を伝えたい
我が家は性教育は、じんわり、言葉がしゃべれるようになった頃からはじめています。
お父さんとお母さんがいて、子供が生まれるってことの延長でね。
動物もオスとメスがいる、
お花もめしべとおしべがある、
花粉を媒介する虫たちがいて、
おしべに花粉がつくと実がなる、
そういうのと同列なかんじでね。
女の子はお腹の中に卵を何万個と持って生まれてきてね、
自動販売機みたいに毎月1個ずつ、
新しい卵を補充してくんだ。
男の子もオチンの中に、卵をいっぱい持ってるんだよ!
その卵が合体すると、赤ちゃんになるんだよ!
君はパパとママの愛の結晶なんだよ!
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幼稚園の頃、ムスメはお風呂で、パパのオチンに自分のオマタをくっつけて、
「ど~ぶつの結婚!」
ってやったそうです。
まぁ、私が話したんでしょうね。
動物の結婚の映像を見ながら、
「ど~ぶつってねぇ、オチンとオマタをくっつけて結婚するんだよ!」
とか。
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性教育をしなきゃいけない理由がある!!
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そのように折に触れて性教育を意識的にしてきたのには、
理由があります。
女の子の親だから、身を守ってほしいからです。
男はオオカミなんだ、
ふたりっきりになってはいけない、
なんて話をするにつけ、子供は
なんで??
って思ってたことでしょう。
「誘拐犯ってね、あんたを捕まえて結婚しちゃうんだぞ!」
って教えてましたが。
我が家では、セックスという言葉を結婚に置き換えていました。
「そんなちびっこと結婚してどうするの?」
って質問、小学生になると出てくるようになりました。
「知らないけど、たぶん奥さんみたいに暮らさせられて、
無理やりお掃除やお料理や勉強をさせられる!」
って答えてました。
だって、セックスについてはじめて知るのが、
性犯罪からだなんて、イヤだから!!!
パパとママの愛の結晶として生まれたことから知ってほしいよ。
その順番を遵守したいってのが、
性教育を早期に行ったイチバンの理由です。
そしたらね、近頃ムスメが。
ムスメ●「ねぇねぇ、赤ちゃんができるのってさ、どうやってできるの??」
って聞いてきた!
きた!
なんか、うすうす解ってるな??
ママ●「そりゃアレだよ、動物の結婚と一緒。
オチンとオマタが合体だよ。」
ムスメ●「で、それってやってなくて赤ちゃんできることってないの?」
ママ●「ないね!」
ママ●「ママもそれ、親には聞かなかったけど、先生に聞いた!
あんたくらいの年の頃!
『先生、赤ちゃんできたってことは、アレやったの?』って!
親切に教えてくれたよ、あたりまえのことなんだって。
どこの親もやってるって考えたら、相当キモかった!!」
それからは、TVであやしいシーンが出てきても、
我々は目配せをし、これのことね、うんうん、ってやってた(笑)。
弟はいつ気付くんだろう。
ムスメは昨年、
●ミラクルガール相談室 女の子のトリセツ
って本を読んでて。
生理のこと、ブラジャーのことなどは知ってたのもある。
こっちからわざわざセックスというメカニズムについて話す機会はなかなかないから、
やっぱりムスメが勘づいてくれてよかったです。
ところで、もっともっと具体的なハナシが必要になったときには。
セックスの仕方じゃないですよ。
オチンが勃起して、挿入できるようになって、射精してっていうメカニズムについてです。
小島慶子さんのハナシがとても参考になりそうでした。
https://dual.nikkei.com/atcl/column/17/1111111/030100027/
いつか使わせてもらうぜい!
小島さん、鮮やか~!
なんて素敵な方なんだろう!
性教育と一言に言っても、
カバーしなきゃいけない範囲は広範だね。
足かけ5年でしたが、
まだまだ続くよ(笑)。
ここまで読んでいただきありがとうございました。