七夕に見る夢。
今朝、夢を見た。
学生時代に好きだった人の、車の助手席に乗り、
彼と会話できる嬉しさを噛み締めながら、
左手の薬指に光る指輪を見つけて、
涙がとまらなくてこっそり泣く。
そんな夢だった。
彼と最後に会ったのはちょうど7年前。
その時にも、
「2年くらい前にあなたの夢を見たよ。
USJで、ベタなペアルックした彼女がいて、
『オレ、彼女できたんだよね』って、
嬉しそうにしてたよ。」
って話したら、
「オレ、その頃ちょうど彼女いたわ。
ままのてさんに報告したんだね、夢の中で。」
って、気持ち悪がらずそういってくれた。
彼と私が離れていてもつながってる、
そしてそれを彼も感じてる、
そんな気がしたんだ。
だから、今朝も起きてすぐに思った。
きっと結婚したんだね。おめでとう。
もうすぐ40歳になるもんね。
…でも。
結婚するなら、私の知らない誰かとして欲しい。
そんな気持ちも湧いてきて、戸惑った。
彼が幸せなら、なんでもいいと思っていたのに。
既婚者の私が言うことじゃないのに。
まだそんな独占欲があったんだ。
彼のことを忘れて、夫と付き合おうと思った時。
夫との結婚を決めた時。
いつだって、彼は心の中にいた。
この先、一緒に生きていくことはないけれど、
もうたわいのない会話をして笑い合うことも、
時間が足りないくらい話が尽きないことも
ないけれど、
ずっと彼が心の中にいる。
ずっと、ずっと、彼の幸せを祈ってる。
それで十分満たされて生きていける。
そう思っていたはずなのに。
人間って欲深い生き物なんだな。
ここでは心の中をさらけ出せるから、
本音を書くよ。
きっと私は一生あなたのことが好きで、
この気持ちを忘れることができないんだ。
でも、そんなあなたと出逢えて、恋ができて、
私は本当に幸せでした。
七夕の朝、夢に出てきてくれて嬉しかったよ。
ありがとう。
一年に一度でいいから、夢でいいから、
来年もあなたに逢いたいなぁ。
大好きな君へ。