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Photo by
tonarinomayu
ひどい母親の話。
先日「息子が1番大事」と書いた母とは思えない、ひどい母の話。
私の愛しい息子はASDという特性をもっている。
彼にとって唯一無二の母親である私は、「いつもそばにいる便利なもの」であり、「いないと不安で落ち着かない」。
ゆえに9歳という年齢の割には母にべったり。
他人との境界線を認識するのが難しい彼にとって、私は彼の一部のように思われているはず。
今日は2人で家にいたのだが、まぁ母にべったりで。余裕がない私はおひとり様になりたくてたまらなかった。ここしばらく持病(メンタル)の調子が悪くて瀕死なのに、息子のべったり攻撃がとても厳しかった。
イライラしていたのか、疲れていたのか、つい息子にひどい言葉を放ってしまった。
「ママさぁ、調子が悪くて休んでること多いよね?多分、他のママと比べて長生きはできないと思うんだよね」
固まる息子。
彼は常々「ママとずっと一緒に暮らす」と公言しているから、ママがいなくなるなんて想像したくないはずなのに。
感情が見えづらい彼はその後特に返事をするわけでもなく、何もなかったかのようにスルーしていたけど、何かしら不安があっただろうな。
なんてひどい事言ったんだろうな、って寝顔を見て反省する夜。
こんなひどい母さんでごめんね。
息子にしたひどいことを忘れずに覚えておくために、書き残しておく。