推し活に沼るきっかけ
推し活に大きな変化が起こった一つ目の出来事は、2022年の5月29日だと思う。この日、推しくんがオリジナル曲を投稿した。
彼は、自分の声がコンプレックスで声を出す事さえ好きじゃなかった、それが活動を始めて徐々に歌うことにも積極的になっていた
ただ、彼が出したオリジナル曲はなんとも切ないものだった
歌詞は、プロの方と一緒に想いを込めて書いたそうだが、過去の辛い気持ち、でもその気持ちを肯定されてがんばっていこうとしてるそんな姿を歌っていた
その後1年以内にたくさん曲を出すが、素直な彼らしく素直な気持ちが込められているんだけれど、時に「視聴者は、無責任に推しすぎる」「アイドルなんてすぐ捨てられる」と、普通の男の子から歌い手アイドルとしてがんばているけれど思い通りに行かない苦悩が歌われていたそう、この頃の彼は、病んでいた。
結局2022年の秋にうつ病と診断され1か月ほど活動を休止した
私は、彼がいないYouTubeを、彼の姿を探してさまよっていた
どんなに推していても、彼が活動をストップするともう全く見ることも出来ないという現実におどろいていた、そしてそれがさみしくてたまらなかった
あの、屈託のない笑い声がもう聞けないのか…せめて生きていることだけでも知りたい…そんなことを想っていた
某歌い手さんが良くいく「推しは推せるうちに推せ」という言葉があるが、本当に推しが辞めちゃったらもう永遠に会えないかもしれないんだということを実感した