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理想の母親像と完璧ではなく最高の母親
12月にお母さんになる予定のわたし。
「そろそろ子ども欲しいね~、妊活するか~」と
なって、ありがたいことにすぐに授かった。
そのため、自分が母親になることを想像しきれないまま
産婦人科、区役所で「お母さん」と呼ばれ、
「え、あ、わたしですか!?」となる始末。笑
(もちろん母親になる戸惑いよりも、嬉しさが勝ってました)
と言うわけで、
どんな母親になるんだろう、どんな母親になればいいんだろう
と、妊娠3ヵ月頃から沸々と考えて
最近、ひとつの答えに辿り着いたので
その経緯をお話ししたいと思います。
■わたしのお母さん
わたしのお母さんは、放任主義だったと思う。
勉強しなさいとも言われた記憶がないし、
進路も行きたいところに行きなさいと言ってくれた。
逆にテスト勉強を深夜までしてると、
「もう十分じゃない?」と気にかけてくれた。
でも完全にほったらかしというわけでもなく
部屋を片付けないと注意されたし、門限もあった。
「今の世の中、女の子も手に職つけた方がいいと思う」
と、アドバイスもしてくれた。
■理想の母親像
理想の母親像を考えていくうちにわかったことある。
それは理想の母親像≒理想の自分ということ。
ユーモアがある
優しくて頼もしい
かっこいい
頼れる存在
軽やかでしなやかに
余裕を持っていたい
いつも笑顔で接してあげたいし、
子どもがしたいことは全力で応援してあげたい。
理想の母親(自分)像、こうしてあげたい・あぁしてあげたい
言うのは簡単でも実践するのって難しい。
話しても伝わらないことだってあるだろうし、
怒りの感情が少ないわたしでも
きっとイライラしてしまうのだと思う。
どんどん理想を掲げていくうちに、
はじめはこんな母親になれたら!
ってワクワクしていたけれど
突然不安になったのである。
生まれて28年、結婚して1年と少し。
しばらく理想の自分像はブレていないので
ずっと追いかけているのになれていないし、
妻としても至らない部分が多いと自覚している。
努力はしているし、少しは近づいているのだろうけど
こんなわたしがちゃんと母親になれるのか?
(基本的にはお気楽さん、突然のネガティブスイッチON)
■「なるほど」と肩の荷が降りた言葉
そんなことを考えているときに、
昔のバイト先の先輩に妊娠報告の連絡を入れた。
ビックな近況報告をするくらいしか連絡を取らないけれど
いつもハッとさせてくれる言葉をくれる先輩。
なんとなく流れで不安を軽く打ち明けたら、
「母親の理想像って多分子どもによって違うと思うから、
その子の気質を早めに見抜いて変化していってあげられると
良いと思うよ。きっとあなたなら立派にやれると思うよ!」
と返信が来た。
「なるほどぉ…」思わず深い声が出る。
わたしはずっと自分がどうありたいかばかり気にしていたけれど
子どものための母親。
その子に合わせてどんな母親になるか。
めちゃくちゃ大事なことに気付かせてくれた言葉だった。
さすがです、先輩。
ちなみにこの先輩、独身で子どもなし。
想像力・発想の豊かさ、そして愛の深さ。
………さすがです、先輩。
というわけで、
なりたい母親像、それはそれで置いておいて
産まれてくるこの子にとって最高の母親になれたらいいなって思います。
完璧じゃなくて最高。
簡単になったわけではないけれど
少し気持ちが楽になり、
ひとつの答えに辿り着けたのかなと思えた、
そんなお話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました!