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成人式の日の話を今更に出す

成人式について、思ったことをそのまま思いつく順にダラダラと書く
2022.0109.12:15

成人式ってとてもおめでたい日だし、キラキラしてるし、だからまるで良いもののようにみんな言うけれど、あれば一つの絶望でもあるのだ、と式を目前にした私は感じている。

あれを終えたら私たちは子供に戻れないような、そんな気がしている。いつまでも子供心を忘れない、それは分かっているしきっとできるだろう。でもなんか、そうじゃなくて、大人になったんだぞって子供じゃ無いんだぞって、その人の主観じゃなく国から世界から言われるような気がしてしまう。

まだ何かもわかっていない私達には少し大きすぎる。しかしこの大きすぎる責任というのが大人だというのであれば、やはりこの式は一つの絶望であり、同時にケジメなんだなと、思う。

"自分が子供の頃言って欲しかった言葉を 誰かに言える人になる、私にとって大人になるとはそういうことだ。"
以前どこかに綴った文章だ。大人は年齢でも見た目でもなく精神の話だ。はたして今の私はどうなのだろうか。と、考えてしまう。

ここまで何か大きく変わることもなく、ただじわじわと変化し、その変化に伴い周りの環境も変わっていき、ここまできた。正直めちゃくちゃ今が1番と思えるくらいいい環境にいるし、好きなものや人や事に対する気持ちも1番アツい。大人って何かわからないから、大人って何か聞かれたら、今のわたしは「大人って存在しないんだよ」って言っちゃうんだろうな。
でもこれが子どもの頃わたしが言って欲しかった言葉で、だからきっと私は大人になったと言うことで、。なんだこれ

大人の言うことは大抵正しくないと思い込んでいたが今私は大人だし、大人になりたくないと思ってたが今私は大人である。
大人になりたくないと言っていたあれは将来の自分を否定していたことになるんだな。
幸い自覚がないのでその否定はノーダメージなのだけれども。

22:39
成人式って、これから先50年以上会わない人たちの集まりだと思うとしみじみしちゃうな。同窓会も含め。
大人数の集まりになると、みんなの成長ぶりに悲しくなったり変わらない話し方に安心したり、感情があちこち忙しい。私は全然みんなのことを知らないし、共通の会話もそんなになくて、陰キャとかもう使わない言葉かもしれないけど特に目立って何かするようでも、誰かと特別仲がいいわけでもないので、あの空気感についていけなかったな。皆んなと満遍なく仲良くすることは私の長所であったが、何年がかの自分を窮屈にするとは、まったく思わなかったなあ。
恋愛の話は特についていけない。彼氏いるの?って会話、自分じゃなくてもしぬほど聞こえてきたし、なんだそれと思ったね。普通かもしれないけど、出会いないとか恋愛できないとか言ってるひとたち全員に対して、何言ってんだ全く、、となってしまった。捻くれているので、恋愛できないとか言われると、ふんっっとなってしまった。ふんっっと。あとみんな仲良すぎてなんか、気まずかったな。
唯一の救いは、私が愛してやまないあの子が隣にいたことと、その子が一緒に行こうと言ってくれたことですかね。本当に可愛くてよく笑う子です。よく笑うって本当に皆んなの言う笑顔とかじゃなくて、クソつまらん私の話もケラケラ笑ってくれる、本当に可愛い子です。謝りたいのは、私みたいなやつと同じにして「私たちみたいな陰キャは、、」などと発言してしまったことについて謝りたい。


22:48
成人式ってまじでなんだったんだ?って感じでやった感覚はないけど、みんな素敵すぎたことだけはすごく覚えてる、記憶として。
みんな綺麗で素敵だったな。自分も素敵に着飾ってもらって、ほんと気分上がったし。
絶望とか言ったけど、やっぱりそうだなと思う。こんな絶望的に長い大人としての時間を、いかに楽しむか、いかに壊せるか、だと思う。私は私だけでは結局絶望のままだし、何も生み出すことができない。きっかけを与えてくれる人や肯定をくれる人、なんでもなくただ爆笑してくれる人達を大切にしていきたいな。大人なんてほんとはこの世にいないので、周りの人に助けられ、これから先の絶望を壊しながら死ぬまで変だと言われ続けて行こうと思う。、なんだここまでの文章。
おめでとう成人式みんなおめでとう。

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