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アーティストの冬眠@信州

「アーティストの冬眠@信州」の参加者によるスケッチ。
長野県上田市、「犀の角」に受けいれて頂いて、あたりに滞在してきた。
6泊7日。それでも足りなかった。

「アーティストの冬眠」はオルタナティブなアーティストインレジデンス、というかアーティストインレジデンスという言葉はもう、使いたくないのだなと感じた。
言葉に降り積もったノイズをいったん振り払って、「アーティスト」が自分たちの住むエリアに滞在することの意味を再考すること。プライベートな財布から交通費を精算する代わりに、人に来てもらうこと。野村政之さんと話して感じたこと。

犀の角」からしてが説明の一筋縄でいかない場所、複数の文脈が腐葉土のように交差して醸成された居心地のユニークな場だ。代表の荒井洋文さんはつい先日、芸術選奨励の【芸術振興部門】を受賞した。報道の肩書きは「舞台芸術プロデューサー」。これで何が伝わるだろうかhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20240228/k10014373541000.html

劇場であり、ゲストハウスで、カフェで、シェルター的な場(ワンコインで宿泊できる『やどかりハウス』by/with NPO法人場づくりネット)でもある。滞在初日の夜、歓迎ご飯会には、自分を含めた3人(中村さん木村さん)の「アーティスト」以外に、犀の角スタッフや連携する組織のスタッフ、犀の角の常連、近隣の市に住む犀の角のファン(?)も。
私は特段の予定を決めずにふらふらすることをしたかったので、そうした。自己紹介に定型文を持たない活動であることだし、以前半日訪れた犀の角は半日では足りなかったこと、国分寺の場のこと、インドネシアのコレクティブやオルタナティブスペースの話をしたような。

この調子だと長くなりそうなので、以下にしたことを列挙するー

犀の角歓迎ご飯会~近くのバーで藤原佳奈さんと出張スナックの話など
オープンマイクイベント「犀の夜」〜片付け
http://sainotsuno.org/event/%e7%8a%80%e3%81%ae%e5%a4%9c-act-22-%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%97%e3%83%b3%e3%83%9e%e3%82%a4%e3%82%af/
NPOリベルテの4施設見学(佃さん)ーもっと長い時間居たかった
犀の角のモーニングー翌日も頂いた
本と茶「NABO」に寄り、ジャガイモの展示(byリベルテスタッフ/アーティスト馮馳さん)ー平日も来たかった
「うえだこどもシネマくらぶ」、こども映画WS、フリーカフェで舞さんと雑談@上田映劇
https://uedakodomocinema.localinfo.jp/pages/4209181/page_201603171850
直井恵さんと雑談https://note.com/mahora/n/nc014283cf575

インタビューを受ける(卒論のため/アーティストインレジデンスのあり方について)
近くのカレー屋さんで、しむらさん茶色さん梓さん常連さんらとご飯雑談
荒井さんと雑談ーおめでとうございます。「家出チケット」使ってください
散歩ー上田城跡公園、スーパー、ドラッグストア、おやき
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・また次回行きたい(できれば車で)
Editor's Museum 「小宮山量平の編集室」
https://www.city.ueda.nagano.jp/site/kankojoho/15627.html
ひとり本屋(山の頂上で?
別所温泉https://ueda-kanko.or.jp/blog/onsen/
別所温泉 桂(焼き鳥
別所温泉 アースワークス
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また来ることになりそうで、それがよかった
場や関係性を説明する言葉が固定化せずに、それもよかった
「のきした」というZINEが、声が複数載っていて読み応えがあった
シェアハウス交換留学(拠点交換)できたらいいな
場は、劇場は、人の営みというレイヤーにおいては等しく舞台で、では/だったらその他のレイヤー(どんなものが想起できるか?)との輻輳性はどう扱えばいいのだろう、記述するには流動しすぎて逃れ去る性質/「柔軟性」も、そこに集い、離散していく人びとにとっては「心地よさ」に変換されることもあるだろう、少なくとも「よそ者」というレイヤーに置かれた者でも居られる場所なのだということは確からしいと感じた、この私にとっては。

Ps 
やどかりハウスが助成金の打ち切りにより存続の危機とのこと。
以下に、存在のサポートに関するレポートを共有します。
https://note.com/g0hvpn/n/n830bf3bb2428

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