日本の子どもは「偏差値」を「自分の価値だ」と思い込んでいる
エクスポキッズ代表をしております上田と申します。
子どもの自己肯定感について載せていきたいと思います。
子ども達は「自分でしたい」「1人で出来るようになりたい」と思っています。
もともと子どもはわからない世界の中で色々なことを探求する自発的な行動力を持って生まれてきます。しかし大人が間違った関わり方をすることで、「出来ないからしたくない」「つまらない」「めんどくさい」「恥をかきたくない」という想いに次第に変化します。
このような想いではなく「僕なら出来る」「やってみたい」「大丈夫」「平気」という気持ちを持つことで、子どもの自己肯定感は上がっていきます。自己肯定感(子ども自身の幸せ)を高めることが子育てだと僕は思います。
日本の子どもは「偏差値」を「自分の価値だ」と思い込んでいる
日本の子どもはたちは自己肯定感が、アメリカや中国、韓国の子どもたちと比べて、著しく低い傾向にあります。
「自分はダメな人間だと思うことがある」という問いには、「とてもそう思
う」「まあそう思う」という回答を合わせると72.5%もの日本の若者が「自分はダメな人間だと思うことある」と答えており、諸外国の子どもたちと比べて、自分を認める認識に大きな違いがあることが報告されています。
その原因を特定するのは難しいですが、「日本の子どもたちは、テストの成績に
よって自己肯定感をつぶされている」ことが大きな要因になっている
ようです。
子ども自身「偏差値72のあの子は、偏差値53の私より優れていて価値がある」というふうに思っている子どもは多いようです。
これを錯覚だと気づかないまま、大人になってしまった人たちも多いようです。
自己肯定感は子どもの幸せな将来につながっています。
「どうせ」「やっぱりできない」「無理」・・・自己を否定する言葉から「出来る」「大丈夫」「やってみたい」「平気」という言葉が出ている子ども、すなわち自分を信頼している子どもは、他者のことも、自分をとりまく世界のことも信じているため、協調性が高く、また、物事を肯定的に、かつ客観的に捉えることができます。
「逃げ癖」ではなく、「トライ癖」がついているので、どんなことでもやりたがり、前向きに取り組む姿勢もできチャンスを広げていくのです。
要するに自己肯定感の高い子どもはチャレンジ精神に富んでいるので、自分の才能を生かす機会に出会う確率が高く、「人生は楽しい」という前向きな気持ちになりやすいため、おのずと幸福度も高まります。
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