生き物は飼わないと決めていたのに、ある日わが家にメダカがやってきた #6
【ママNavi代表のパパ日記】
~ 「大人のメダカ観察日記」編 |#6
買ってきた水槽に砂利を敷き詰め、水道の水を入れてメダカを広い空間に解き放とうと思っていた。
それに先立ち、スマホでメダカの飼育方法を検索してみた。
すると、メダカを水道水に入れると死ぬ、と書いてあるではないか!
メダカは、水道水の消毒(カルキ)にやられてしまうらしい。なので、水道水はカルキが抜けるまで、2~3日汲み置いておく必要があるとのことだった。
さすがに、カルキ水にメダカを入れる訳にもいかないので、とりあえず水槽に水を張って、数日間カルキ抜きのため放置することにした。
少なくなった水量で数日間メダカを過ごさせるのは申し訳なかったが、やむを得ない。
空腹で死んではいけないので、水の少なくなっているインスタントコーヒーのビンに、パラパラと買ってきた餌をまいた。メダカたちは元気に食べている。
次、ビンが倒れたらおしまいなので、子どもたちには「絶対メダカのビンに触ったらダメ。見るだけ。」と厳しく指導し、惨劇の再発防止を図った。
少ない水量の中で、メダカたちはがんばって泳いでいる。
ビンの横を通るたびに、かわいくて、つい立ち止まり見入ってしまう。
早くカルキが抜けるのを待つばかりだ。
(続く)