子どもの心が満たされること
子どもが一番、心満たされることは
ゆっくりじっくり話を聞いてあげることだなと思う。
HSS型HSP気質の私は、あれもこれもやりたくなる性格で、
家の中にいても、まるで回遊魚のように動きまわっていた。
あそこ片付けなきゃ、その前に早くご飯作って、そのあとは・・
いつもそんな感じだったから、
「お母さん、ねぇ聞いて聞いて」と息子たちが話てきても
「ごめん。いま忙しいから、ちょっと待って、あとで聞くから」
息子たちが小さい頃、そんな返事をすることが多くて…。
子どもって話を聞いて欲しい時って、いま聞いて欲しいんですよね。
長男が13歳、次男が10歳の時に、私が重度のリウマチになって…涙。
私も落ち込んだけど、息子たちのショックも大きかったと思おう。
突然、お母さんのカラダが不自由になって歩けなくなって。
私はこの人生
お母さんになれたことが一番嬉しいことだったかったから、
あれもこれもしてあげたい、その気持ちが強かったから
いろんなことをしてあげられなくなったことが本当に辛かった。
ただ、ありがたいことに、
私の母がまだ若くて元気だったから、私ができないことは、
母が私の代わりに一緒に子育てをしてくれて
おかげで息子たちを無事に育てあげることができました。
今になって思うのですが、悪いことばかりではなかったなぁ。
動き回れなくなったから、いつでも息子たちの話を何時間でも
じっくり聞いてあげることができるようになって。
「ねぇねぇ、お母さん、聞いて、聞いて」と言ってくると
「はいはい、お母さん、何時間でも話を聞くよ、なんでもどうぞ。笑」と
息子たちの話をじっくり聞いてあげれるようになったことが嬉しかった!
(自分が病気をして、その大切さにようやく気づくことができた)
そして息子たちも、いつでも話を聞いてもらえる安心感があると
すごく心が満たされるというか、心が安定するのですよね。
小さな悩みがあっても、聞いてもらうことでスッキリするというか
大人も同じですよね。
いまでも息子たちとの関係はそんな感じかな。
どうしても自分の中で答えが見つからないとき
(答えは見つかっていても、ちょっと後押しして欲しい時とか)
「ねぇ、おかんだったらこんな時どう考える?」とか
長男も次男も、なんでも自分で決めて行動するタイプだけど
ふと話を聞いてほしい時って年齢に関係なくありますね。
息子たちが、自分らしい人生を生きるための応援団でありたい。
いつでも話が聞いてほしい時に、ふとちょっと戻って来れるような
そんな安心できる港のような存在の母でありたいな、って、
いつも思っています。
maman♡