子育て、迷い悩み。
わが子、最近少し注意するとすごく落ち込んでしまうようになった。そんなに厳しく言ってはいないつもりだったけど…。
(ダメだよ、やめてねくらいだけど顔が怖かったか)
注意するとやめてくれるが、泣くのをこらえた顔でしゅん…。そしてこらえきれず泣いてしまう。
そんな時、どうしても自分に重ねて辛くなってしまう。
ああ、困らせたくてやったわけではないんだよな、これを触ってみたらどうなるかな?って思っただけなんだよな、と。
私は怒られた時いつもそう感じていたから。
こういう場面に遭遇したとき、
私は“フルーツポンチ事件”を思い出す。
当時4~5歳くらい。
姉がフルーツポンチを作って母を喜ばせようと提案してきた。母が喜んでいる姿を想像して、是非ともやろう!とウキウキして取り掛かった。
けれど10歳に満たない二人が慣れない包丁や器具に苦戦したのは言うまでもなく、テーブルの上は大惨事になっていた。
私も姉もそれはもう真剣に、何とか形になるように頑張っていたが…。
そんなところに母が少し疲れた様子で帰ってきた。
私は母に「もう少しでできるからちょっと待っててね」と声をかけようとしたが、その前に母は大爆発。
「何食べ物で遊んでるの?!」
「いい加減にしなさい!」
「責任をもってこれは二人で全部食べなさい!!」
…………。
喜ぶ姿を想像していた私にとって真逆の反応、ただただショックだった。
母にふるまうはずだったフルーツは姉と二人で泣きながら食べた。
…という思い出だ。
ここで母サイドに立ってみる。
母)仕事疲れた…。
けどこれから子供のご飯にお風呂か…早くゆっくり休みたい…。
「ただいま…」
----目の前に広がるヤバい惨状----
…え?!せっかく買ったフルーツがめちゃくちゃなんだけど…。
しかも包丁まで持ってるし。危ないって教えてるよね…?
…夢?え?何この仕打ち…?
ブチッ
…。
疲れてるときにそんな惨劇を見せつけられたら
なけなしの余裕なんぞ秒速で吹っ飛んで爆発するよなあ。
自分も親になった今ならすごくわかる、その時の母の心情。
わかるんだけど、この出来事が私の中に小さな傷として残ってしまったことは変わらない。
だから今娘が注意されてしゅんとなっている姿を見て、どうしても心が痛くならずにいられない。
「怒らせようと思ってやったわけじゃないの」
「楽しそうだと思ったの」
「ママやパパはどんな反応するかなと思ったの」
まだ話せない娘から勝手にそのような声が聞こえてくるような気がしてしまって私まで涙ぐんでしまう。
ただダメなことはダメ
(怪我しそうなこと、壊しそうなこと、誰かを傷つけてしまうこと等)
なのでそれは教えてあげないといけない。
…難しい笑
正直まだ解決策は見いだせていなく、
これからあーでもない、こーでもないとたくさん悩むんだろうなあと思う。
娘のほうが早く自分の気持ちの落としどころを見つけるかも。笑
親2年目、悩み迷う日々は果てしなく続きそう。
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